【音楽】中森明菜〝肉声メッセージ〟でファンに呼びかけ「横目でいいので見守っていてください」

歌手の中森明菜が2日、BS－TBSで放送された「中森明菜　女神の熱唱　～新たな歌声＆独占メッセージ～」の中で、肉声インタビューを公開した。

【写真】中森明菜　最後の公の場となった2014年の紅白

明菜は作曲家・林哲司の活動50周年を記念して昨年11月に発売されたトリビューンアルバムにて、セルフカバー曲「北ウイング―CLASSIC―」を提供していた。

今回番組内で公開されたインタビューで明菜は「セルフ（カバー）させていただけるというお話をいただいた時に、とてもうれしく思いました」と告白。「デビュー以来ほとんど（ボイストレーニングに）行ったことがないのですが、声が全然出ないので。元々鼻声だしハスキーだし、情けないので通っていたんですが、それでどうにかこうにかセルフカバーを録ることができて、皆さんにお届けすることができました」と、入念な準備を行ってきたことを明かした。

また、セルフカバーの内容についても「テープに落としていたり、レコードを持っていたり、CD持っていたりっていう方にとっても同じじゃつまらないので。一生懸命みんなが喜んでくれるような感じに変えてみました」と説明。

そして「『オリジナル』の方は　あの頃は一生懸命若かったですし、何があっても好きな人のそばにいたいという気持ちをいっぱい胸に抱いて、彼の下に向かうという気持ちいっぱいいっぱいで歌っていました」と振り返り「あの当時の声は全然出ないんですが、そんな若いかわいい、愛しい人を追いかけるような、素晴らしい時を追っている子を見守っている感じに、一生懸命道しるべというか「頑張れ」って応援しているような感じで歌ってみました」とアーティストとしての現況についても明かした。

番組の最後には「2024年もどうか応援というか、横目でいいので見守っていてください。よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/86f34b1e01f29ee45c50a03370a4e4b51c701a63