トップは3月16日にテレビ朝日で放送された「2023ワールドベースボールクラシック・日本×イタリア」で個人平均は31・2%、世帯平均は48・0%を記録。上位には今年3月に開催された野球のワールドベースボールクラシック(WBC)の中継、関連番組がずらりと並んだ。
3位タイまでがWBCの4番組。5位はテレビ朝日「報道ステーション」3月16日放送分だが、これは同番組の枠までWBC「日本対イタリア」が延長して生中継されていた。
6、7位もWBCの中継で、8位がテレビ朝日「サタデーステーション」3月11日放送分となっているが、こちらも「日本対チェコ」を同番組の枠で延長して放送。そのため、9位のテレビ朝日で中継したWBC「日本対米国」3月22日放送分まで、上位9番組すべてがWBCの生中継となった。
世界一になった侍ジャパンは当時の中継だけでなく、年末の番組でも旋風を巻き起こした。
昨年大みそかの「NHK紅白歌合戦」の平均世帯視聴率は、午後9時から11時45分までの第2部が31・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。2021年の34・3%を下回る歴代ワースト。午後7時20分から8時55分までの第1部は29・0%で、2部制となった1989年以降で史上初めて30%台を割った。
TBSは「WBC2023 ザ・ファイナル」で、午後7時から11時45分までの第3部が8・9%をマーク。前年の「THE鬼タイジ」の5・4%から大きく数値を伸ばした。テレビ朝日「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」は3年連続の民放トップ。午後6時から7時30分までの第2部が12・3%で、こちらも前年の10・0%から2ポイント以上上昇した。侍ジャパンを世界一に導いた栗山英樹氏(62)がゲスト出演し、裏話を披露したことが話題を集めていた。
テレビ関係者は「結局、大谷翔平選手が昨年は話題の中心。映像での大事な要素でもあるビジュアル面でも、大谷選手は人を引き付ける魅力がある。そのため、生中継のみならず、過去の映像であっても、何度見たものであっても『また見たい』となったのではないか。ほかの選手の活躍はもちろんだが、大谷選手が数字を持っているというのがあらためて証明されたのでは」と指摘している。
≪2023年年間高個人視聴率番組上位30番組≫(関東地区) ()内は世帯視聴率
(1)2023ワールドベースボールクラシック・日本×イタリア 3月16日 テレビ朝日(後7・09) 31・2%(48・0%)
(2)WBC2023第2戦・日本×韓国 3月10日 TBS(後7・37) 28・9%(44・4%)
(3)2023ワールドベースボールクラシック1次ラウンド・日本×チェコ 3月11日 テレビ朝日(後7・09) 28・7%(43・1%)
(3)2023ワールドベースボールクラシック1次ラウンド・日本×オーストラリア 3月12日 テレビ朝日(後7・08) 28・7%(43・2%)
(5)報道ステーション 3月16日 テレビ朝日(後9・54) 27・9%(43・6%)
(6)WBC2023開幕戦・日本×中国 3月9日 TBS(後8・09) 27・1%(41・9%)
(7)WBC2023準決勝・日本×メキシコ 3月21日 TBS(前8・25) 26・8%(42・5%)
(8)サタデーステーション 3月11日 テレビ朝日(後9・54) 24・4%(38・2%)
(9)2023ワールドベースボールクラシック決勝・日本×アメリカ 3月22日 テレビ朝日(前8・25) 24・3%(42・4%)
(10)第74回NHK紅白歌合戦 12月31日 NHK総合(後9・00) 23・5%(31・9%)
引用元: ・【視聴率】2023年間視聴率上位は侍ジャパン関連ズラリ 大みそかもWBC関連が高数字 関係者「大谷が数字を…」 [冬月記者★]
サッカーが独占してるからなぁ