会社員なら、新しい企業でなければ20代や30代前半はたいてい若いほうだし、40代中盤を過ぎたら年下の後輩のほうが多くなるのが普通でしょう。
ところが日本という国全体を見ると、今年のどこかで、なんと国民の半分以上が50歳オーバーになるそうです(ちなみに世界初!)。
これを専門的にいうと「中位年齢が50歳を超える」。中位年齢とは、一番年上の人から順番に数えていって、全人口のちょうど半分に当たる順位の人が何歳かを表す数値だそうです(なので「平均年齢」とは数値がズレる)。
つまり、今の日本では47歳や48歳でも若いほうで、50歳でやっと「ど真ん中」。なるほど、これが少子高齢化ってやつか……!
ただ、今後の社会保障がどうなっていくかみたいな小難しい話は今回はナシ!
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まずは現実を知るべしということで、数字から見える「事実」だけを紹介していきます。
まず、今年“ど真ん中”の50歳になる人が生まれた1974年には、「中位年齢」がなんと今より20歳も下の約30歳でした。
それもそのはず、この時代はまだ人口ボリュームゾーンの「団塊の世代」が20代だったからです。
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なお、同年に30歳になった有名人は、男性でいうと俳優の高橋英樹(以下敬称略)、アナウンサー(当時はNHK局員)の草野仁、サッカー日本代表のエースストライカーだった釜本邦茂。
女性では歌手の園(その)まり、女優の緑魔子(みどり・まこ)、当時の田中角栄首相(同年12月退陣)の娘で後に外務大臣などを歴任する田中眞紀子……といった方々です。
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では50年後の今年、「ど真ん中」の50歳になるのは?
俳優・女優・タレント‥国分太一、水野美紀、井浦新(あらた)、高橋由美子、照英(しょうえい)、和泉元彌(いずみ・もとや) 音楽‥岡野昭仁(あきひと)、新藤晴一(はるいち)(共にポルノグラフィティ)、岡本真夜(まよ)、華原朋美
芸人‥富澤たけし、伊達みきお(共にサンドウィッチマン)、有吉弘行(ひろいき)、千原ジュニア、ハリウッドザコシショウ
その他‥松井秀喜(元プロ野球選手)、西川美和(映画監督)、辛酸(しんさん)なめ子(コラムニスト)、山本太郎(政治家)
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ちなみに今年30歳になるのは、スポーツ界では大谷翔平や羽生結弦(はにゅう・ゆづる)を筆頭とする黄金世代。
芸能界では二階堂ふみ、吉沢亮、西野七瀬、伊沢拓司……といった面々。
50年前と比べてずいぶん”若手感”あるな!と感じるのも無理はありません。
当時は「真ん中」だった30歳は、今や下から数えて4分の1、上から数えて4分の3あたりの位置。 世代ごとのボリュームからいっても、2022年10月時点で50歳の日本人(団塊ジュニアのど真ん中)がほぼ200万人いるのに対して、30歳は120万人足らずと、2倍近い開きがあります。
しかも、2023年の日本人の出生数は75万人を下回ったとみられており、当分の間はさらなる少子高齢化の進行が確実です。
だからこそ岸田政権は「異次元の少子化対策」を掲げてきたわけですが、もはや対策でどうにかなるデッドラインは過ぎてしまったとの見方もあります。
オチも解決策もありませんが、50歳前後の人は、まだまだ若いと思って張り切っていきましょう。逆に20代、30代の人は、自分たちこそ貴重な存在なんだと強気でいきましょう。
それでは皆さん、ご一緒に。
ええやんええやん!
[週プレNEWS]
2024年1月5日(金)7:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/2691c497a44069ea9104b27a0658eb056279689f
引用元: ・この国の「ど真ん中年齢」(中位年齢)は50年間で20歳も上がっていた! 2024年、日本人の過半数が50歳以上に… [煮卵★]
令和3年度の国の決算で、
税収および印紙収入が約64兆円
社会保障関連費が約55兆円つまり税収印紙収入の86%が社会保障関連費に使われている。
日本は人口の三分の一が社会保障で生活を支えられている65歳以上の高齢者で
障碍者や未成年を含む二人で一人の高齢者の生活を支えているから
現役世代の負担が増えていくんだよ。
社会保障費の削減は言わず、減税だけを叫ぶ政党は国民をだまそうとしているだけ。
平均値は下がるから
またニホンモーかな