7770万円の「福袋」売れた！関西百貨店の初売り、軒並み前年上回る

関西の百貨店の初売り商戦は、主要な店舗の売り上げが軒並み前年を上回った。新型コロナウイルスの5類移行後、初の年明けを迎え、客足が戻ったほか、物価高を背景に食品や日用品の販売が好調だった。宝飾品や特別な体験を提供する高額商品も売れ行きを伸ばした。

高島屋大阪店の2～3日の売上高は、前年より12・8％伸びた。菓子の福袋やキッチン用品が人気だったという。
担当者は「物価高の影響もあり、実用品をお得に購入したいという需要が高まっている」と分析する。阪神百貨店梅田本店の売上高も約10％増加した。

高額品の売れ行きも好調で、今年初めて宝飾品の福袋やセール品の特設会場を設けた大丸心斎橋店は、来店客数が1割以上増えた。

近鉄百貨店では1300万円の絵画が売れたといい、担当者は「品質に納得すれば、欲しいものは高くても買う『メリハリ消費』の傾向がみえた」と話す。

阪急百貨店梅田本店では、福袋として用意した旅客機「ボーイング777」の操縦訓練用フライトシミュレーター（7770万円）が売れたという。

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ソースを貼り忘れました。失礼しました。[読売新聞]
2024年1月11日(木) 12:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b82db7192489c98b25f1f0785b850b988c607bd