つまり、30～59歳の既婚者のうち5人に一人以上が配偶者以外との恋愛を経験しているというのです。
男女別では、既婚男性が33.0％、既婚女性は16.1％が「経験あり」と回答。既婚者においては女性よりも男性の方がパートナーとは別の相手を見つけている傾向があるようです。
スマートフォンのアプリストアで、既婚者でも使えるマッチングアプリ・チャットアプリを検索すると、50以上のアプリがヒットします。既婚者が出会いを求める場のニーズが高いことをうかがわせます。
「婚外恋愛」「セカンドパートナー」「オープンマリッジ」などのワードが次々生まれては広まっていることからも、近年そうしたライフスタイルを臨んだり実際に洗濯したりする人が増えている証左かもしれません。
現状、配偶者以外の別のパートナーがいることを公にする人はほとんどいないと思われますが、中には配偶者に対して婚外恋愛をしていることを打ち明けるケースもあるようです。
最近では2023年10月末、人気YouTuber「東海オンエア」のしばゆーさんと妻のあやなんさん夫婦が「夫婦公認でセカンドパートナーがいる」と公表し、SNS上などで大いに議論を呼びました。
とはいえ多くの女性にとって、もしも自分の夫がこっそり既婚者向けマッチングアプリを使っていたら、ビックリしてしまうでしょうし受け入れがたいのではないでしょうか。「私に魅力がないから？」「若い子と遊んでいるの？」と落ち込んでしまう女性もいるでしょう。
しかし意外にも既婚者男性がアプリを使う理由は、単純に“浮気”や“遊び”目的ではない場合もあるようです。
男性が既婚者向けマッチングアプリを使う理由として「妻以外の話し相手や相談相手を探している」というケースがあります。
職場と自宅の往復をするだけのマンネリ化した生活で、妻以外の人と話す機会がほとんどなく、何気ない会話を楽しむ異性お相手を求めて既婚者向けアプリに登録しているというのです。
この場合、妻との関係が冷めきっているわけではなく、夫婦関係は良好ということも十分あり得ます。その一方で、配偶者には言えない弱音などを吐いたり、くだらない話をしたりしたいという思いから、アプリを使って話し相手を探しているのです。
既婚者向けアプリの公式側からも「不倫や浮気を推奨しているものではありません」というアナウンスがあるケースがほとんど。つまり、恋愛関係というよりは“異性の友達”に近い相手との出会いを提供しているというスタンスです。
既婚者向けアプリを使う全ての既婚男性が、純粋に話し相手だけを探し求めているわけでは必ずしもないでしょうが、アプリを使っているのが分かったからといって即・浮気認定は早計な場合もあります。
怒りに任せて感情的に責めるのではなく、まずはきちんと話に耳を傾けて相手の気持ちに向き合ってみる必要があるようです。(抜粋)
引用元: ・【調査】既婚男性の3割が「セカンドパートナーいたことあり」…増える既婚者向けマッチングアプリ
