韓国の若者、中国を嫌い日本に親近感。ネトウヨと一致へ

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韓国の名門、延世（ヨンセ）大に通う李真栄（イ・ジニョン、２３）が日本に興味を持ったのは、大学入学前の２０１９年だった。当時の大統領、文在寅（ムン・ジェイン）が日本の輸出管理厳格化に対抗し、日韓軍事情報包括保護協定（ＧＳＯＭＩＡ）を破棄すると言い出した。そのニュースがきっかけだった。

「そもそも、なぜ日本と情報共有する必要があるのか」。調べてみると、北朝鮮という脅威を前に、日韓は似た立場にあるのだと分かった。さらに、中国が台湾に侵攻すれば「韓日はともに損害を被るほかない」とも知った。

韓国の若い世代には日本への親近感が強い。だが、それ以上に顕著なのが、実は中国への拒否感だ。２０～３０代を対象にした昨年の世論調査で、中国に好感を持てないとした回答は９１％に上り、北朝鮮（８８％）を上回った。

https://www.sankei.com/article/20240121-CISUJJJMGNNMPD5QUXZN4BSO3M/