「5ちゃんねる」とライブドアブログのヘイト投稿10件を削除要請　川崎市が2運営会社に

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川崎市は30日、市差別のない人権尊重のまちづくり条例に基づき、インターネット掲示板「5ちゃんねる」とライブドアブログへの
投稿計10件を差別投稿と認め、運営会社2社に削除要請した、と発表した。市が公表した概要によると、投稿は在日コリアンの市民や、市内の特定地区に住む集団に関する内容で、8～10月に書き込まれた。

5ちゃんねるへの投稿が8件、ブログが2件。市が集団を対象にした投稿を不当な差別的言動と認定するのは2回目。

投稿には「どうやったら在日の方々に祖国に帰っていただけるの？」「（特定の民族を）皆殺しにしよう」といった、
地域社会からの排除の扇動や危害の告知に当たる表現が含まれていた。削除要請は26日までに各運営会社に届き、
5ちゃんねるの投稿は既に削除されたという。

市によると、これまでに削除要請をした投稿は今回を含め計242件で、うち145件が削除された。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/306323