悲報 アメリカ軍が米兵3人を殺された報復としてイラクでイスラム国と戦っていた治安部隊の幹部を殺してしまう

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9baca74882f23dad1c75d673f27d7001b800a73
イラン組織幹部を殺害　米軍、イラクで報復攻撃
2/8(木) 6:55配信
【ワシントン時事】米軍は7日、イラクで親イラン武装組織「カタイブ・ヒズボラ」の幹部を殺害したと発表した。　ヨルダンで米兵3人が殺害された無人機攻撃にこの幹部が直接関与していたといい、報復攻撃を行った。髙岡豊
7時間前
中東の専門家（こぶた総合研究所代表）

問題の「ヒズブッラー部隊」、「親イラン」とレッテルを張っているだけでは何の理解にも分析にもなりません。実は、同派を含む「親イラン民兵」の多くは、2014年以来の「イスラーム国」との戦闘の主力になり、現在は「人民動員隊」という連合の一部としてイラクの治安部隊としての公的な地位を享受しているのです。本件についてのイラクからの反応の多くも、この属性を強調するものです。
つまり、アメリカ軍は同盟国の首都で、その治安部隊の高官を暗殺したのです。アメリカにもいろいろな優先事項があるのでしょうが、それらは地域の実情から乖離したアメリカ国内の事情で決まっているようで、広域的かつ複数の事案が連動している場面だと行動に整合性や合理性が欠如してくるのが隠しようもありません。