南アジア現地にはリクルーターも存在し、ロシア送りの一端を担う。多くは「食料配達係」や「ウクライナ戦線から遠く離れた安全な警備職」、「軍事ヘルパー」などの甘言で釣り込んでいる。
英BBCやカタールの国営衛星テレビ局アルジャジーラが実例を報じている。南部ケララ州、のどかな漁村に生まれた漁師の男性(24歳)は、ロシア軍に騙されトラウマ級の日々を体験。生死の狭間をさまよったという。
男性は地元の斡旋業者に立ち寄り、ヨーロッパでの職を探していると告げた。だが、業者はロシアへの渡航を勧める。聞けば、負担の少ない警備員の募集で、月給20万ルピー(4月13日時点のレートで約37万円)の好待遇だという。
参考までに、インド求職サイトのグラスドアは、インドの平均年収を156万ルピー(約156万円)としている。年収5割増し以上をねらえる好機だ。
男性の地元では、気候が不安定になり、海に出られる日数や漁獲量が減っていた。そのうえ、他に仕事はほとんどなかった。貧困から逃れるために男性は1月、男性は募集に飛び乗り、ロシア移住を決意した。
ロシアへは観光ビザで入ることになる。渡航ビザを工面するため、友人たちがひとり70万ルピー(約130万円)ずつを支援した。平均月収10カ月分にあたる大金だ。
安全な職種との触れ込みだったが、後になってまんまと嵌められたことに気づく。
ロシア支配地域であるウクライナ東部ドネツクの戦線に派遣され、25人グループの一員として戦闘を命じられた。訓練はわずか3週間。手持ち式ロケット弾発射機のRPG-30などを持たされ、戦闘に駆り出されたという。
「それまでは銃を持ったことすらなかった」と後に彼は言うが、後の祭りだ。
いよいよ戦地送られた、まさにその初日。いざ戦闘と身構えたわずか15分後、至近距離からの銃弾が左耳下の部分を貫いた。
男性の周囲にはあたり一面、ロシア兵の死体が転がっている。気味が悪いなどと言っている余地もなく、その上にドサリと倒れ込んだ。
「ショックで動けませんでした。夜が明けて1時間ほど経つと、今度は別の爆弾が爆発しました。左足に重傷です」
血を流しながら塹壕の中で一夜を明かすと、翌朝になって前線から離脱。その後数週間、いくつもの病院をたらい回しにされたという。
青年はインド大使館に連絡し、仮パスポートの発給を受けて出国。インドへと帰還した。
命だけは助かったが、男性の人生設計はすっかり変わってしまった。
「村を出たとき、村に住む女性と婚約していたんです。お金を持って戻ってくるから、結婚する前に家を建ようね、と約束しました」
いまはビザ費用に充てたローンだけが残る。生活を再建するため、婚約はもう2年後ろ倒しとなった。一緒に渡航した2人の漁師仲間とは、いまも連絡が取れず、行方不明の状態だ。
ネパールからも多くの被害者が出ている。英ガーディアン紙によると、ネパール中西部、貧困地域のロルパ出身の男性は、YouTubeの動画広告に騙され人生を狂わされたという。
引用元: ・【ウソ広告でインド人を騙して、ロシア兵として前線に送る】貧しい若者をだまして、外国人を最前線に送り込む 恐怖の手口 「プーチンの罠」
トンデモ雑誌だぞwまあ これを100% 真に受けるやつおらんと思うが
最下層の不可触民だと国外に出て一花咲かせたい若者多いだろうな