ラピダスの物流に落とし穴 ガスが青函トンネル通れない
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC114OT0R10C24A4000000/
北海道と本州をつなぐ青函トンネル。新幹線や貨物列車が行き交う交通の要衝が、北海道千歳市で最先端半導体の生産を目指すラピダスの課題に浮上している。半導体製造には多くのガスや薬液が必要だが危険物に該当するものは青函トンネルを通れない。2024年問題でトラック輸送力の逼迫が懸念される中、コストや環境負荷を抑えて部材を運べるか。津軽海峡がラピダスのアキレス腱(けん)になりかねない。
海底トンネルである青函トンネルは事故の危険を防ぐため高圧ガスやガソリン・灯油といった引火性液体類など危険物を積んだ列車は通過できない。半導体製造には様々な種類のガスや薬液が使われるが危険物に該当するものも多く、これらは鉄道では運べない。JR貨物によると現在も危険物を積んだ貨物が津軽海峡を通過するには、青森や函館で一度フェリーに乗せ替える必要があるという。
台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場も本州と海を隔てているが、関門海峡は橋でもつながっており、トラックが通行できる。北海道へはフェリーで運ばなければならない。ラピダスの試作ライン向けに産業ガス供給を計画している大陽日酸も海上輸送を予定する。半導体業界の関係者からは「海上輸送でお金がかかる分、材料費は全体的に高くつく」との声が聞かれる。
海上輸送を使わなければならないデメリットは、コストだけではない。材料メーカーなどサプライヤーにとって、トラックドライバーが不足する2024年問題と、顧客である半導体メーカーの脱炭素の取り組みへの対応が急務になっている。半導体工場向けに特殊ガスを供給するジャパンマテリアルは3月、鉄道を組み合わせてガスを運ぶ取り組みを始めた。第1号の客は半導体メモリー大手のキオクシア。JR四日市駅からキオクシアの工場がある岩手県のJR北上駅まで列車で運ぶ。
引用元: ・ラピダス「最先端の半導体作るから材料を北海道に持ってきて」→青函トンネルを通れないと判明 [228348493]
半導体になぁれ
LCA、スコープ3期制でアウト
だからその船に乗せるトラックが不足するかもと言うことだろ
というか、誰か指摘とかしなかったの?
ならばしょうがない。もう一本トンネル掘るぞ、だったのにな