https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02484/060500044/
川又 英紀 日経クロステック
2024.06.10
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全2455文字
「残念石」がにわかに脚光を浴びている。大阪・関西万博では大きな注目を集めることになるだろう。
石の説明は後ほど詳しくするとして、まずは下の写真を見てほしい。万博会場ができる大阪・夢洲(ゆめしま)に2024年5月に運び込まれ、基礎の上に置かれた巨石だ。全部で5つある。
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巨大な「残念石」が立ち上がった万博会場の一角(写真:小林 広美、大野 宏、竹村 優里佳)
高さは2.5~3mと、大きなものは人の身長の2倍近くある。重さは7~13トン。花こう岩の塊である巨石は、会場内で圧倒的な存在感を放っている。会場でたまたま巨石を見かけたパビリオンなどの関係者の中には、「巨石文明の建造物のようだ」「イギリスのストーンヘンジに似ている」といった感想を漏らす人がいたという。本物の石が醸し出す力強さを感じるのかもしれない。
夢洲に巨石を運び込んだのは、3人の若手設計者チームである。小林広美氏(Studio mikke)と大野宏氏(Studio on_site)、竹村優里佳氏(Yurica Design and Architecture)だ。3人は共同で、若手設計者20組が万博会場内の合計20施設を設計する業務の公募に手を挙げた。審査の末、20組のうちの1組に選ばれた。
3人はいずれも関西で活動している。小林氏と竹村氏は建築、大野氏は環境計画が専門だ。竹村氏は海外でも仕事をしている。
設計することになったのは、会場の西工区①にできる「トイレ2」である。平屋建てで、延べ面積は60.54m2。構造は鉄骨造、一部木造だ。概要だけ見ると、どこにでもあるトイレが出来上がるように思える。
だが3人は大胆な提案を用意していた。それが冒頭で述べた残念石の利用である。トイレ2の設計コンセプトは、「いのちをもつ庭」とした。
(略)
※全文はソースで。
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引用元: ・「残念石」が京都から大阪・夢洲へ、万博に…トイレ出現 [少考さん★]
イベントのために移動して、歴史的価値を毀損しちゃうのか