宇多丸、体操・宮田の五輪代表辞退に「周りの大人の問題なんじゃないの？」”20歳以上でも原則喫煙は禁止”の行動規範にも疑問

ラッパーでヒップホップグループ「RHYMESTER」のMC・ライムスター宇多丸（55）が19日、TOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に出演。飲酒と喫煙が確認されたためパリ五輪出場を辞退した体操女子の主将・宮田笙子（19＝順大）についてコメントした。

宇多丸は「そんな一生が変わっちゃうような決定を、未成年であればあるほど、本人責めて済む話なの？っていうか。周りの大人たちの問題なんじゃないのって思っちゃうっていうさ。だから、周りで引責とかしないとバランス取れなくない？っていう感じがするし、彼女だけに被せるのは未成年だからこそおかしいと思う」と述べた。成年年齢が2022年4月から20歳から18歳に引き下げられたものの、飲酒や喫煙の年齢制限は変わらず20歳。19歳が成年に達しているという認識は未だ低い。

また、日本協会の行動規範には「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する（2016年度から数年かけて段階的に全面禁止とする）」と明記されていることについて「大人になってからも喫煙を禁止するって、なんじゃそりゃ？」と疑問を投げかけた。「全体にある連帯責任感とか、昔っぽい日本のスポーツ界の感じがして、なんかなって感じしちゃいますけどね。もちろん、ダメはダメなんだけどね」。

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