男子は出場16チームで唯一、オーバーエージ(OA)枠を使わず、23歳以下の選手だけで臨む。フル代表の23歳、久保建英(レアル・ソシエダード)や21歳の鈴木彩艶(パルマ)らも招集できなかったが、五輪最終予選を兼ねたU―23アジア杯優勝メンバーが18人の大半を占め、連係面に不安はない。
主将の藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)を軸にしたボールを保持するスタイルが強豪相手にどこまで通用するか。1次リーグ初戦は南米予選を1位で通過したパラグアイ、第2戦では3月の強化試合で完敗したアフリカのマリとぶつかる。この2戦で勢いに乗れれば、上位進出も見えてくる。
女子の「なでしこジャパン」は1次リーグ初戦で世界ランキング1位のスペインといきなり顔を合わせる。昨年のワールドカップ(W杯)では優勝したスペインに対し、1次リーグで日本が4―0で快勝している。
日本はW杯後、3バックだけでなく4バックにも挑戦し、戦術の幅を広げている。W杯得点王のMF宮沢ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)が故障から復調し、五輪本番で本領を発揮できるかどうかがカギを握る。
20歳のFW浜野まいか(チェルシー)は直近の国際試合で2戦3得点とブレイクの予感を漂わせる。
12チームで争う女子は、1次リーグ3位まで準々決勝に進む可能性がある。1位で突破すれば、準々決勝では他の組の3位チームとの対戦となり、3大会ぶりのメダルがぐっと近づく。(林田晴樹)
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引用元: ・【サッカー】サッカー日本男子、出場チーム唯一の「OAなし」…第1・第2戦の難敵撃破で波に乗れるか [ゴアマガラ★]