WHOとして最高度の警告を発し、感染拡大防止に向けた対策強化を各国に促した。
テドロス氏は記者会見で、人命を救うため「国際的に協調した対応が不可欠」と強調し、ワクチンの普及など支援の必要性を訴えた。
WHOによると、コンゴでは今年に入り1万5600件以上の感染が判明し、537人が死亡した。
14日に開かれた緊急委の会合では、出席した15人の専門家全員が緊急事態に相当するとの見解で一致した。
アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)も13日、緊急事態を宣言した。
WHOがエムポックス(旧サル痘)で緊急事態宣言、アフリカでの急激な流行拡大で
https://gigazine.net/news/20240815-who-declares-mpox-outbreak/#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
15人のメンバーで構成される緊急委員会のディミエ・オゴイナ委員長によると、コンゴではエムポックスの感染報告が過去最多となっており、目下の流行が異常事態であるという見解の採用は全会一致だったとのことです。
WHOがPHEICを宣言する主な要因となったのは、症例数の増加に加えて、新たな系統が出現したためです。
エムポックスには致死率が3~4%と比較的高い「系統群(クレード)1」と、致死率が0.1%と低い「クレード2」という2つの系統があり、これまでのところクレード1はエムポックスが定期的に流行している国以外では検出されていません。つまり、2022年に欧米での感染拡大が確認されたのはクレード2でした。
これまで、エムポックスの各系統にはほとんど変化がありませんでしたが、2024年に入り重症化や死亡のリスクが高いクレード1に「クレード1a」と「クレード1b」と呼ばれる分派が出現し、いずれもコンゴで感染が拡大しています。
また、7月中旬からはコンゴに隣接するブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダの4カ国で、これまで報告されてこなかったクレード1bの感染症例が合計100件以上確認されているほか、クレード2のウイルスもカメルーンやナイジェリア、南アフリカなどの国々で広がっています。
引用元: ・【エムポックス、新たな系統が出現】致死率3~4%・・・WHOによると、出席した15人の専門家全員が緊急事態に相当するとの見解で一致
出番。
死亡率約3%をどう見るかだな
既存の天然痘ワクチンは全く効かない