起訴状などによると、吉田被告は男子部員を呼び出し、部員の性器を触ったり、肛門に指を入れ、前立腺を刺激し、マス◯ーベーションを手伝うなどわいせつ行為を加えたという。さらにその様子を撮影しており、吉田被告のスマートフォンには逮捕段階で少年が映る100点以上の動画や画像が見つかっていた。
被害にあった部員からは「総監督である吉田被告の要求を拒めば試合に出られなくなると思った」という証言もあったという。
吉田被告について検察側は「総監督という立場を利用した点は巧妙かつ、悪質。被害者の部員たちは他人に見られたくない動画を保存され、保護者たちも裏切られた」「理性に期待するのは困難だ」として、懲役12年を求刑した。
吉田被告側は、訴えられた事実を認めたが、わいせつ行為や撮影は同意に基づいていたこと、部員の体調管理が目的だったこと、悪ふざけをしたのは「体育会系のノリ」だったと、自己の性的好奇心を満たす目的としたわけではないなどと主張し、情状酌量を求めた。
先だって、8月19日と9月3日に行われた被告人質問の中で、吉田被告は修徳サッカー部の“異様”な性モラルを証言していた。
被害者は13歳から16歳の4人。このうち、最も被害が大きかったのがAくんだ。
始まりは21年12月、コロナ禍以降で初めての合宿だった。サッカー部OBが筋力トレーニングで成長した話がきっかけで、A君を含む5人ほどの部員の姿を吉田被告が撮影することになった。Aくんは「何回も裸にさせられた」と警察に証言している。
しかし吉田被告は「筋肉の撮影は定期的に行った。意気込みに面白い動画を撮ろうと言い、下ネタとおもしろい動画を撮影した」と証言した。
翌22年8月6日は、15人ほどの部員が参加した山梨県内での合宿中、多くの部員が吉田被告の部屋に集まっていた。
その中にいたAくんが「マス◯ーベーションのやり方がわからない」「教えてほしい」という話をし、吉田被告が方法を教えることになったと証言した。
「AVの動画を見るなどして、お互いに笑いながらふざけていました」とも証言しており、18歳以下の生徒にR-18の動画を見せていたことも示唆していた。
2日後の8月8日。吉田被告は部の施設にAくんを呼び、マス◯ーベーションをさせて動画撮影をした。
「まずAの同級生が過激なマス◯ーベーションをし、またマッサージ中にAの陰◯を刺激していた。その流れで、Aには『空いているからこの部屋で(マス◯ーベーションを)したらいい」と言い、動画を撮りました」
吉田被告はその後も、Aくんから「(部屋を)貸してほしい」と申し出があったときには貸していたという。
23年2月にも、吉田被告は施設内でAくんのマス◯ーベーション動画を撮影している。吉田被告によれば、Aくん側から「今日はどうですか?」と願い出たという。
その後、Aくんは女子生徒に対して性的加害行為をし、刑事事件を起こしている。
「Aから相談を受けた。処分や進退の問題も含まれていた。A本人も保護者にも『クラブで頑張ろう』と話した。その後、『調子はどう?』と話しかけると、Aは『性的な衝動をコントロールできない』などと言っていた。私はまずいと思い相談にのった。Aは『家ではマス◯ーベーションができない』と悩んでいたので、『したい場合は、場所を提供するぞ』と答えた。時間が経ったある日、実際にAが『貸してください』と希望してきた」
そして23年の7月23日、吉田被告がAくんの陰部を触っている動画が撮影された。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc71aa8eed499596d318bbd31f31ca110c1aac0e
引用元: ・【求刑は懲役12年】サッカーの強豪校・修徳高校サッカー部総監督(30)が部員への不同意性交で起訴 「肛門に指を入れたり、陰茎を触りました」
無理