最新の事件では、土曜日未明に秋田のスーパーでクマが47歳の男性を負傷させたという緊急通報が警察に入った。
AFP通信によると、この男性の頭の傷は「抜糸が済めば、治るまで少なくとも1週間はかかる」という。
朝日新聞によれば、スーパーはクマを店内に残したまま避難させられ、食肉売り場を荒らしたという。
秋田県職員はAFPの取材に対し、「米ぬか、バナナ、リンゴ、パンを蜂蜜でコーティングした罠にクマが入った」と語った。
「罠を2つ用意し、そのうちの1つがスーパーマーケットの裏庭側でクマを捕獲した。
クマは月曜のうちに殺処分される予定だという。
月31日までの1年間にクマによる死亡事故があったのは、自宅の庭で襲われた老女と、湖畔で切断された頭部が発見された漁師であった。
この期間の死亡者数は、政府がデータを収集し始めた2006年から2007年以降で最多となった。
そのほか200人以上がクマとの事件に巻き込まれた。
今年度は今のところ3人が殺されている。
専門家によると、日本の農村部では人間の数が減少しているため、飢えたクマが村や町に近づいてきているという。
その他の要因としては、気候変動が雑食動物の食料供給や冬眠時間に影響を与えていることが挙げられる。今年の夏は日本の記録的な猛暑となった。
環境省によれば、昨年度は過去最高の9,097頭のクマが殺され、これは前年の2倍以上であった。
地元メディアは、日本の人口減少と高齢化を理由に、当局がクマを捕獲する十分なハンターの確保に苦慮していると報じている。
日本には2種類のクマがいる。ツキノワグマと、より大型のヒグマだ。ヒグマは体重が半トン(1,100ポンド)あり、人間を追い越すことができる。
引用元: ・【日本でクマの問題が深刻化】襲撃による人間の死亡者数は過去最多の6人、殺処分されたクマは前年度に9000頭を超えた