2024/12/20 16:26掲載 amass
https://amass.jp/179963/フィル・コリンズ(Phil Collins)の新しいドキュメンタリー『Phil Collins: Drummer First』が公開され、その中で、ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)が突然ジェネシス(Genesis)を脱退したため、リード・ヴォーカルも担当することになった当時を振り返っています。
「アメリカ・ツアーの半分を終えたところで、(ガブリエルが)マネージャーにそう告げた。トニー・バンクスがそれを嗅ぎつけたんだと思う。その時から、ピートがいつ脱退してもおかしくないことはわかっていたが、僕たちには150公演のツアーをこなさなければならなかったんだ。
ピーターが去ったとき、僕は“よし、インストゥルメンタルでやろう”と言ったんだよ。みんなは僕を嘲笑し、黙って自分の箱に戻れと言われた。彼らの言うとおりだったんだ。
僕はヴォーカリストになるつもりはなかった。誰もその役をやりたがらなかったんだ。シンガー探しには長い時間がかかったが、ほとんど何も得られなかった。オーディションに来た人たちのために、いつも僕が歌っていたら、だんだん彼らよりも上手に歌えるようになってきたんだよ」
息子のニック・コリンズ(Nic Collins)は「最初のライヴから、ファンは父を気に入っていた。彼はすでにバンドの一員だったから、新メンバーが加入して観客の支持を獲得しなければならないという状況ではなかった」と話し、フィルは「そうだね、僕の言い訳として、バック・ヴォーカルであれ、時折のリード・ヴォーカルであれ、常にバックグラウンドで僕の声があったからだと思う」と付け加えています。
フィルは続けてこう話しています。
「僕がシンガーとして初めて行ったライヴは(カナダ)オンタリオ州のロンドンで、僕はマイクスタンドを手放さずに続けた。それが僕の(歌う時の)ドラムセットになった。なんだかちょっと不思議な感じだった。僕はいつもドラムの後ろにいることが恋しかった。僕は歌よりもドラムの方がが得意だと思っていたので、ドラムを叩けなくて寂しかったよ」(※中略)
またフィルはドキュメンタリーの中で、「ジェネシスの大ファンではない」とも話しています。
「僕はジェネシスの大ファンではない。好きな曲もあるし、誇りに思う曲もある。でも、そうでもない曲もある。時には、人々がレンガを投げてくるように感じられるものもある」
フィルはジェネシスの曲の中で最も嫌いなのは1978年のアルバム『… And Then There Were Three …』に収録された「Down and Out」だとも認めています。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
引用元: ・【音楽】フィル・コリンズ「ヴォーカリストになるつもりはなかった」「ジェネシスの大ファンではない」 ジェネシスの最も嫌いな曲も [湛然★]