2025年1月9日 17:07
4月13日に大阪の人工島・夢洲で開幕する「大阪・関西万博」の跡地の活用方法について、大阪府と大阪市は、民間事業者に案を募集した結果、「大型アリーナ」や「サーキット」などを整備する案と、「ラグジュアリーホテル」を中心とした「複合リゾート施設」などを整備する案の2案を優秀提案として選出したと発表しました。
大阪・関西万博は「夢洲」で、4月13日から10月13日までの半年間開催され、閉幕後は、一部のパビリオンなどを除いて取り壊される予定です。
大阪府と大阪市は会場の跡地を「国際観光拠点」として再開発する計画で、会場の約3分の1にあたる50ヘクタールについて、去年9月から民間事業者に案を募集していました。
大阪府・市によりますと、3つの案が寄せられ、選定の結果、「大林組」などのグループが提案した案と「関電不動産開発」などのグループが提案した案の2案を優秀提案に選出したということです。
■「大林組」と他6社による提案「The heart of OSAKA」
国内外からの集客が見込まれる「大型アリーナ」や「サーキット」などのモータースポーツ関連施設に加え、車をテーマとした「アミューズメントパーク」、「ラグジュアリーホテル」などの機能を複合的に導入。
また、将来的には、F1のレース誘致を検討したいという意向も示しているということです。
万博のシンボル「大屋根リング」については一部を残し、部材をリユーズして夢洲のアイコンとして継承する計画です。
■関電不動産開発、京阪ホールディングス、住友商事、竹中土木、南海電気鉄道、吉本興業ホールディングスの6社による提案 「潤いの粋都 YUMESHIMA」
特徴的な「ラグジュアリーホテル」や「ウォーターパーク」による複合リゾート施設を中心とし、駅前には賑わいを創出する商業機能などを複合的に導入。
また、「大屋根リング」は再利用する計画です。
大阪府と大阪市は、今後、この2案をもとに跡地の活用方法について協議を進め、3月には総合的な計画を策定。2025年度後半に、開発事業者を募集する予定です。
大阪市の横山英幸市長は、9日、「万博の跡地なので、万博の理念を引き継ぐと共に、近隣には2030年にIR(カジノを含む統合型リゾート)が開業する予定なので、IRとの親和性を確保して、大阪市の成長・発展を先導する国際観光拠点を目指していきたい」と話しました。
最終更新日:2025年1月9日 17:07
引用元: ・大阪・関西万博の跡地 「サーキット」案や「複合リゾート施設」案を選出 [七波羅探題★]
この誰も車に興味無くなったこの時代に
これからずっとこんなニュースだ