トランプの大統領選勝利に貢献して最側近の地位を手に入れたマスクが、早くも大きな政治力を行使しはじめた。なぜここまでヨーロッパの極右を支持するのか、現地政界は警戒を強めている
マスクがいま目を付けているのは、大西洋を挟んだドイツとイギリスだ。それも両国の極右を支持して世論を扇動し、ドイツでは、近く行われる総選挙の結果にも影響を及ぼすかもしれないと言われる。
マスクは2024年12月、英右派野党「リフォームUK」に1億2700万ドル以上を献金することを検討中だと報道された。一方、ドイツに関しては、ドイツを救えるのは極右野党「ドイツのための選択肢(AfD)」だけだと述べた。
英極右活動家の釈放要求が政界に衝撃
新年早々の1月6日にはイギリス政府に矛先を向け、服役中の極右活動家トミー・ロビンソン(本名スティーヴン・ヤクスリー=レノン)の釈放を求めた。
ロビンソンは、人種差別主義的で反イスラムとされる極右政治団体「イングランド防衛同盟(EDL)」の一員で、イギリスの著名な極右活動家のひとりだ。
ロビンソンは現在、法廷侮辱罪で禁錮1年6カ月の実刑判決を受け服役している。シリア難民に対する恐怖と怒りを煽る虚偽発言で2021年に名誉棄損で有罪になったが、それでも執拗に偽の主張を繰り返した。
マスクはまた、ドイツの極右政党AfDへの支持も強めている。マスクがXでAfD支持を初めて表明したのは12月20日。その後も、2月23日に予定されているドイツ総選挙へ向けて応援に熱が入っている。ドイツ紙に寄稿した論説で、AfDは「ドイツにとって最後の希望の光」だと述べた。
マスクは、ポリティコの姉妹紙であるドイツの「ヴェルト・アム・ゾンターク」紙(「ディ・ヴェルト」日曜版)に12月28日付で寄稿し、ドイツの有権者に向けて、AfDを支持するよう呼びかけた。AfDは「経済的繁栄、文化的統合、技術革新が、単なる願いではなく現実となる未来へとドイツを導いてくれるだろう」と
詳細はソース Newsweek 2025/1/8
https://news.yahoo.co.jp/articles/d851d59953cc86e544dc987220f0c90514bd6226
引用元: ・トランプの「右腕」イーロン・マスク氏、反移民・難民、人種差別主義の英独の極右を支持、服役中の英極右活動家の釈放も要求 [お断り★]
>自らも南アフリカ出身の移民であり、「米国の競争力」のためビザ推進を掲げるマスク氏と、
>「移民に雇用を奪われる」との懸念から「米国人ファースト」を掲げてきた白人労働者層を中心とする支持者らの亀裂が露呈した。
マスク氏対MAGA強硬派、看板の「移民」政策巡り亀裂、トランプ氏裁定の波紋とは?
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/cea1433b26cc7dfa2289ff7b5cceeeaa3efa36c6
エリートと極左どもは諦めろ