松山千春　中居正広氏の引退は「誰も、こんなのは望んでなかった」「その才能たるやすばらしい」

　フォークシンガーの松山千春（69）が26日、パーソナリティーを務めるFM　NACK5「松山千春　ON　THE　RADIO」（日曜後9・00）に出演。元タレントの中居正広氏（52）が女性トラブルで芸能界を引退したことについてコメントした。　この日デビュー48周年を迎えた松山は、ファンに感謝のメッセージを伝えた後、中居氏について切り出した。9日、中居氏が発表した「今後の芸能活動においても支障なく続けられることになりました」といった声明が世間の反感を買ったと指摘し、中居氏の独立した環境が招いた事態だったと語った。

その上で「それにしても、引退するにしては本当に惜しいよ」とコメント。「俺は48年間やってきて、あらゆるトラブル…それは誰だってあるさ。芸能人で、いろんな意味だと、法的に個人的に、家族だとか、そんな中でトラブルなんていうのはいくつでもあるけど、みんなそれ乗り越えてな…。まして、お前の笑顔は見ててこっちも楽しくなるような笑顔だからな。やっぱりその才能たるやすばらしいと思うんだよな。このまま埋もれてしまう…」と語った。

「だって、誰も、芸能界引退、こんなのは望んでなかったと思いますよ」としながらも「もちろんこの先、再デビューありえるしな。いろんな形で、この世界でもっと頑張ってもらいたいっていうな。俺の素直な気持ちですよ」と期待を込めた。

一方で「いや、確かにしょうがないんだ。自分が起こしたトラブル、示談で済んで、だからといって“支障がなくなったんで、これからも仕事をやっていきます”、すぐそっちへつながっていってしまったっていうのは、残念な結果だったなとは思う」と、もどかしい思いも。

そして「お前、これからまだまだ人生長いんだからさ、頼むぞお前。しっかりやってくれよ。ただ、本当に日本中の、ファンでない人も、お前のことは感じのいい…青年っていうには年取っちゃったけどさ、そういうふうに思っている部分はあるんだからな」とエール。「しかしよ、昔のSMAPでお前が歌っている映像が出るんだけどよ、下手だな～。もうびっくりするくらい音を外してたりなんかするもんな。あれがまた中居の良さだったのかもしれないよな。あれだけ下手だったらみんな勇気出るよ」と冗談を交えつつ「そういう意味では、中居、頑張るんですよ。もう我々は、いつでも、お前がどうしたいかによっては、力になれるよう、トラブルを起こさないよう、頑張ってますからね」と救いの手を差し伸べていた。

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