一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。
そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されました。連載第176回は、賢い人ほど字が汚い謎についてお話しします。
●頭がいい人ほど字が汚いのはなぜ
「頭がいい人は字が汚い」という話をみなさんはご存じでしょうか?「頭がいい人」と聞くと、字がきれいなイメージがありますが、むしろ逆で、頭がいい人は字が汚い場合が多い、という話です。
これは実は予備校業界の中だと非常に有名な話です。もちろん全体的な傾向の話で、とても字が綺麗で頭がいいという人もいるわけですが
トップオブトップの成績を取っている生徒ほど、字が汚い場合が多いのだそうです。
いったいなぜなのでしょうか?僕たちが実施している2025年の東大合格者に対するアンケートの中で、東大理3に合格した生徒が、こんなことを述べていました。
「丸つけ以外は基本全部黒色ボールペンでノートを書いて、試験のとき以外は字をめちゃくちゃ崩して書くスピードを上げていた。これによって、勉強の効率を高めていた」
つまりこの生徒は、字をきれいに書こうとしたり、色を使い分けたり、消しゴムを使ったりせずにノートを取ることで、書くスピードを上げていたというわけですね。
たしかに、字を丁寧に書こうとしたり、ノートをきれいに取ろうとすると、どうしても、時間がかかってしまいます。そうなると、問題を解くスピードが落ちてしまったり、次に進める学習の速度が遅くなってしまいます。そうならないようにするために、わざと字を崩して書いて、スピードを上げる勉強法を実践していたわけですね。
スピードと勉強の関係について、漫画『ドラゴン桜』ではこのように描かれています。
東洋経済オンライン 2025/03/25 12:00
https://toyokeizai.net/articles/-/866830?display=b
引用元: ・【西岡壱誠氏】「頭がいい人ほど字が汚い」のはいったいなぜ?超難関の”東大理3″に合格した生徒が語った理由 [おっさん友の会★]