「オリジナルの味は50年間、全く変えていない」。ペヤングホールディングス上席課長の小島裕太さん(36)はそう話す。
1975年の発売当初から画期的な商品だった。
今でこそ一般的となった四角い容器は「屋台の焼きそば」をモチーフにした業界で初の仕様。
カップ焼きそばの世界で、ソースは粉末だけだったが、混ぜやすいように液体ソースを採用した。具材は保存性などを考慮し、パック包装にした。
麺の量も型破り。それまで業界の主流だった60~65グラムに対し、1・5倍の90グラムにした。レギュラーサイズであっても、パッケージに「Big!」の文字が躍るのはそのためだ。
商品名は「ヤング」の「ペア」が仲良く食べてほしいという願いを込めたと広く知られる。発売当時の流行語の通り、直後から「バカうけ」。すぐに増産体制に入った。
ただ、今のような人気を得るには、少し時間がかかった。94年8月22日付の毎日新聞に、こんな記事がある。
<カップ焼きそば市場で、ひとり勝ちしているのは76年5月に発売された『日清焼そばUFO』。
(中略)北関東ではまるか食品の『ペヤングソースやきそば』がトップ。大消費地の東京でも『UFO』を追撃する1番手だ>
北関東から関東全域へと浸透し、現在の市場を作り上げるまでに秘策はあったのか。
小島さんによると、特別な戦略があったわけではない。2代目社長の故丸橋善一氏が開発したソースの味が、長い時間をかけて消費者に染み込んでいった結果なのだという。
「ウスターソースがベースで、あっさりし過ぎず、かといって濃すぎない。食べ飽きることがなく、いくらでも食べられる」
この味で多くの人の胃袋をつかんだ。
◇激辛、大盛りに振り切れる訳
近年は「振り切った」商品でも話題だ。
まずは激辛。「激辛やきそばEND」「獄激辛やきそばFinal」など複数の商品が送り出されてきた。2012年2月に発売した真っ赤なパッケージの「激辛やきそば」が先駆けだった。
小島さんは開発担当者の一人。激辛だからといって決して辛口ではなく、穏やかに語る。
「激辛をうたう商品でも、ネット上では『そんなに辛くない』という意見もあった。どうせなら本当に辛いのを作ろうと。コンビニエンスストアのバイヤーからは『もうちょっと辛さを抑えて』という声も寄せられたが、あの辛さにした」
想像以上の激辛ぶりは消費者にインパクトを与え、話題となった。
量で振り切った「超大盛」。
最大で通常サイズの約7・3倍、4184キロカロ◯ーにもなる商品はなぜ誕生したのか。
きっかけは丸橋嘉一現社長(60)が見たコンビニの風景だ。
ペヤングと一緒におにぎりを買う若者を見かけ「ペヤングだけでは満足できないのか」とひらめいた。
そして04年8月に発売したのが、レギュラーサイズの2倍となる「超大盛」。大盛ブームの火付け役としてヒットした。
さらに丸橋社長は「超大盛」と一緒におにぎりを買う人を見てしまった。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/570d4055375628bce45fa4b48a1b42e03308f0ac
[毎日新聞]
2025/4/6(日) 10:00
引用元: ・【ペヤング】50年で584種 「変な味」まで振り切った商品 丸橋社長は「超大盛」と一緒におにぎりを買う人を見てしまった [煮卵★]
炭水化物、脂質、塩分
ヤバすぎ
今、体の何処を通っているのか分かるっていう
胃に着いた途端に腹痛になった
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