【山本芳博】
阿波踊りは1970年の大阪万博でも披露され、認知度アップの大きな契機になった。県万博推進課によると、今回の万博では、世界中の人が集い、つながる万博で踊りの輪が「鳴門の渦」のように重なり、一体感が世界に広がる――などというコンセプトで踊りを繰り広げるという。
万博会場で阿波踊りが披露されるのは主にEXPOアリーナ「Matsuri」で、阿波おどり振興協会や県阿波踊り協会の選抜メンバーの連など9グループが参加する。5月2日からグループごとの演舞があり、翌3日午後7時15分からのフィナーレでは、全出演者が会場内全体に広がって観客に踊り方を教えた後、グループごとに高張り提灯を掲げて輪踊りをしながら「鳴門の渦」に見立てた輪をいくつも作る。さらに観客も加わり、阿波踊り史上最大の参加人数の輪踊りを目指すという。
県は阿波踊り以外にも徳島の魅力を発信する。「関西パビリオン」(チケット購入時に予約)には徳島など9府県の独自展示ゾーンがあり、徳島ゾーンでは、木を差し合わせて組み立てる技法「阿波指物」を用いた障子などを設置する。障子は「伝統」の象徴の竜と「新世代」の象徴の鳳凰(ほうおう)が向き合うデザインで、雨水が剣山から吉野川に入り、鳴門の渦潮に流れ込む一連の自然と時間の流れを表現する。
プロジェクションマッピングもあり阿波踊り体験のほか、鳴門の渦潮や祖谷(いや)のかずら橋など県内の観光名所を、自身が水になったイメージで旅する映像が映し出される。
準備も着々と進んでいる。3月30日には徳島市の吉野川河川敷で踊り手ら計約600人が合同練習をして手順を確かめた。2025年夏の同市の阿波踊りPRポスターのモデルに選ばれた「水玉連」の高橋小雪さん(20)は「万博で踊れることは一生に1回あるかないかなので、踊れること自体がうれしい。万博という大舞台で笑顔を忘れずに恥ずかしくない踊りをしたい」と意気込んでいた。4月13日午後1時からは、同市の藍場浜公園で出演者の壮行会があり、飛び入り参加も大歓迎だという。
[毎日新聞]
2025/4/8(火) 8:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/739c99e4cebc0120a660c4ed0ccf1b181f9f8cca
引用元: ・【大阪・関西万博】「阿波踊り」出展 史上最大の700人規模で披露(イメージ図有り) [煮卵★]
盆踊りでギネス世界記録に挑戦!(大阪ウィーク~夏~)への参加者を募集します
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/banpakusuishin/0000648572.html
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