山形県山形市立の小学校で、児童の学力のほか、家庭環境なども記載された名簿が、学年の保護者全員に誤送信されました。なぜ誤送信が起きたのかをひもとくことが、今後の再発防止につながるのではと感じます。
また今回は学校が舞台でしたが、一般の会社でも起こりうる事だと誰もが認識する必要がありそうです。
では、なぜ誤送信は起きたのでしょうか。
山形市教育委員会 金沢智也 教育長「この度は誠に申し訳ございませんでした」
きょう、山形市教育委員会が緊急の記者会見を開き事情を説明した、個人情報の流出。
流出したのは、学校のクラス編成に使われる名簿で、児童・保護者の氏名の他、学力検査の結果・性格・行動・家庭環境などが記載されていました。
なぜ、この名簿の流出が起きたのでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b3a54fefd047e4fbad864ccdc8be4dc1a3cbbcc
引用元: ・小学校の教員が”最高機密”級の資料を全保護者に誤送信 家庭環境、性格、成績など… [178716317]
■時系列でみていく山形市教育委員会によりますと、誤送信が起きたのは、きのう。学校では午前中に始業式が行われていました。
午後、児童らが帰った後、教員の1人から校長と教頭に相談がありました。PTA役員の選出に関する名簿の紙を配れなかったというものでした。
PTA役員の選出まで時間がなかったことから、校長は特例としてこの資料をメールで送信することを許可しました。
これをうけ教員はメールの準備をし、教頭から表題や本文のチェックを受けました。
しかし、この時、添付しているデータについては確認がとられませんでした。
そして、午後2時40分頃、教員が学年の保護者全員にあててメールを一斉送信します。
■誤送信が「発覚」その数分後、学校の電話が鳴りました。
保護者からのもので、個人情報が記載された資料が添付されているというものでした。
教員はメールを確認し、誤送信が発覚。校長と教頭も事態を把握します。
学校では、教育委員会に状況を報告するとともに、送ったメールを開封せず削除するよう学年の保護者に一斉メールを送信。
その後、全員に電話をかけメールの削除を依頼しました。
しかし、きのうの段階ですでに5人程度がファイルを開いていることが確認されています。
紙の資料を配布できなかったことから、通常とは違う対応をとったことによるミスでした。
■資料はなぜ添付された?答えは「エクセル」ではなぜ、教員は個人情報が入った資料のデータを添付してしまったのでしょうか。
添付されたデータはエクセルの形式でした。
表示している画面には、送る予定だった名簿が載っていましたが、データ上にはクリックすることで表示される別のシートがあり、
そこに、クラス編成の際に使う情報が記載されていました。
つまり、タブに隠れていたのです。
また、このデータにはパスワードの設定などはされていませんでした。
山形市教育委員会では再発防止策として、今後、メール送信の際に複数人でチェックすることやファイルのパスワード設定を徹底すること、
そして、データを送る際には書き込みなどができないPDFの形式とすることなどをあげています。
また、学校では保護者会を開くほか児童にも事情を説明し謝罪するとしています。
普段から送る時はPDFにしてなかったのかな
開くなって言われても開いた保護者5人もいるしなんだかなぁ
いろんなことさせてたらそれぞれへのチェックが甘くなるのは当たり前
5人程度とか信ぴょう性のカケラもない