このリングに立てたのはパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ボクサー)の上位にいたことが大きいと思っています。5位以内は自分以外、重量級の世界王者たちが並びます。そこに軽量級の自分が入っていることは誇りです。重量級と比較されても色あせないKOシーンや試合内容を見せてきた証拠だと思っています。
PFPはテクニックがあるだけで認められるランキングではないと感じます。今の自分のスタイルがラスベガス、米国ファン好みの試合なのだろうと想像しています。「ここぞ」というところで、いかに試合を盛り上げることができるか。もちろん勝負の世界。盛り上げることを考えて戦うわけではないですが、そういう部分も兼ね備えて認められるもの。それを自分が自然とできていることが大きいと思っています。
重量級と遜色ない報酬や契約を結んでいることも軽量級の価値を上げていると自負しています。しっかりと結果を残せばMLB、NBAなど米国で人気の他競技と変わらない、いや結果次第ではそれ以上の対価が得られるという競技に変えられることができていると思っています。プロを目指すキッズたちが「こうなりたい」と思えるような位置までようやく到達してきたのかなと。ボクシングは大けがをするリスクも高い。決して甘い気持ちではできないですが、親御さんがボクシングをスポーツとして認め、習わせたいという競技にできているのかなという思いです。
自分が試合前に対戦相手を挑発したり、あおったりする発言をしないのはなぜか? もちろん挑発されたらイラっとしますが、自分からはやりません。それは公の場に出て、殴り合ってけんかして…、それを見た親御さんがボクシングをやらせたいと思うのかと。小学生のうちから英才教育し、格闘技の中でもボクシングをやらせたいと思えるスポーツ競技になってきたのは本当に良いことです。
自分がプロデビューした時は「具志堅(用高)さんの記録を超す」とボクシング界に残っている記録を追い抜くことが目標でした。もしデビュー当時の自分がPFP1位になりたいと言ったら鼻で笑われ、PFPって何?と言われていたかもしれません。それが今、自分が2階級で4団体統一し、PFP1位となり、デビューした選手たち、キッズたちが「PFP1位になりたい」「4団体統一したい」と言う時代になりました。自分は誰も行ったこともない領域に進むことのやりがいはすごくあります。上り詰められるところまで上り詰めたいです。それが日本のボクシング界のためになると信じています。
続きはソースで
https://www.nikkansports.com/battle/news/202505050000883.html?Page=2
引用元: ・【井上尚弥独占手記】ボクシングを親御さんが「習わせたい」競技にしたという思い 対戦相手を挑発しない理由 [ネギうどん★]
それにしてもボクシングの18階級て多すぎね?
たかだか2kg重い相手からも逃げるってダサくね?
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1746430413/亀田どうすんの?

