https://news.yahoo.co.jp/articles/1518abaf9255088273cb6b7a49dea342d39f7c8a 不二サッシは、エイトレッドが提供するワークフローシステム「AgileWorks」を導入した。これにより、全社的な業務効率化とペーパーレス化を実現した。エイトレッドが5月13日に発表した。
AgileWorksは、複雑な承認フローにも対応可能な標準機能と高い拡張性を備えた中堅・大規模組織向けのワークフローシステム。大規模かつ複雑な組織構造を考慮して設計されており、人事異動や組織改編にも迅速かつ柔軟に対応できる。最新バージョンではウェブAPI、全文検索、ビジネスチャット通知などの新機能が追加され、スマートフォンアプリも利用可能となっている。また、ワークフロー統計情報の取得も可能となり、社内の申請および承認業務の状況を可視化することで、単なる電子化にとどまらない業務効率化を支援する。
サッシを中心とした建築建材を製造・販売する不二サッシは、「改正電子帳簿保存法」と「インボイス制度」への対応を迫られていた。従来の紙文化や遠隔拠点との紙文書のやりとりが業務効率化の障壁となる中、経理業務の刷新が急務となっていた。
これらの課題を解決するため、同社はAgileWorksを選定した。選定理由としては、ウイングアーク1stの電子取引システム「invoiceAgent電子取引」(invoiceAgent)との連携導入により、社内申請・承認から取引先とのやりとり、文書管理までを一気通貫でデジタル化・ペーパーレス化できる点が挙げられた。加えて、AgileWorksの業務標準化の容易さ、操作性の高さ、組織改編時のメンテナンスのしやすさも選定理由となった。
現在、不二サッシではグループ会社を含む24社、800人のユーザーがAgileWorksとinvoiceAgentを活用している。改正電子帳簿保存法とインボイス制度の両方の要件を満たす文書管理体制を確立し、業務のデジタル化を大幅に進めている。例えば、これまで紙の帳票とシステムが混在していた支払い依頼業務は、AgileWorksとinvoiceAgentの自動連携により、支払い依頼書の作成から回付・承認・支払い・文書保管までをデジタル上で完結できるようになった。これにより、各拠点からの請求書原本の郵送や本社経理部による会計システムへの入力作業が削減され、業務効率化が実現している。
さらに、不二サッシは導入の第2フェーズとして販売請求書業務の見直しにも着手しており、ここでも両法制度の要件を満たした文書管理体制を確立し、業務のデジタル化を推進している。今後、請求書の電子配信が本格化すれば、仕入れ請求書と合わせて月間の処理件数は3000件を超える見込みであり、業務全体の効率化が一層進むと期待されている。
引用元: ・【企業】不二サッシ、「AgileWorks」で全社的な業務効率化とペーパーレス化を推進–電子取引システムとも連携 [シャチ★]
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