発表によると、ロドリゲス容疑者はイベントが開催されていた博物館近くで拳銃を取り出し、男女2人に向けて発砲。その後、イベントの警備スタッフが拘束したという。容疑者は拘束後、「フリー・フリー・パレスチナ(パレスチナ解放を)」と繰り返し叫んでいたという。
銃撃を受けた男女2人は救命措置を受けたが、死亡が確認された。ライター駐米イスラエル大使によると、死亡した2人は交際していて結婚を控えていたという。ライター氏は「男性は今週、婚約指輪を購入し、来週エルサレムでプロポーズする予定だった。美しいカップルで、ワシントンの文化的中心地で素敵な夜を過ごしていた」と述べた。
イベントを開催していた米ユダヤ人委員会(AJC)は「会場の外で、言葉では言い表せないような暴力行為が発生したことに、私たちは深い衝撃を受けている」とX(旧ツイッター)に投稿した。「現時点では、警察から正確な情報が明らかにされるのを待っているところだが、私たちの関心も心も、被害に遭われた方々とそのご家族に向けられている」と述べた。
イスラエルのダノン国連大使はXに「ユダヤ博物館で開催されたイベントの外で発生した致命的な射殺事件は、反ユダヤ主義的な邪悪なテロ行為だ。ユダヤ人コミュニティーを傷つける行為はレッドライン(許されない行為)だ」と投稿。「我々は、米当局がこの犯罪行為の責任者に厳正な措置を講じることを確信している」とした。
ヘルツォグ大統領は22日、「憎悪と反ユダヤ主義に基づく卑劣な行為だ」とXに投稿。「米国とイスラエルは、私たちの国民と共通の価値観を守るために団結して立ち向かう。テロと憎悪は私たちを打ち破ることはできない」と宣言した。
トランプ大統領は自身のSNSに「明らかな反ユダヤ主義に基づく、このような首都での殺人事件は、いますぐ止めなければならない! 憎しみと過激主義は、米国に存在すべきではない。犠牲者の家族にお悔やみ申し上げる。このようなことが起きるとは、とても悲しい! 皆に神のご加護を!」と投稿した。
朝日新聞 2025年5月22日 13時15分(2025年5月22日 13時48分更新)
https://www.asahi.com/articles/AST5Q1C2LT5QDIFI01BM.html?iref=comtop_7_01
引用元: ・米ワシントンでイスラエル大使館職員2人殺害 ユダヤ博物館近く [蚤の市★]

