東京新聞立憲民主党、日本維新の会、国民民主党がそれぞれ提出していた選択的夫婦別姓関連法案は18日、今国会(22日閉会)での採決を見送り、秋の臨時国会で継続審議とする方向になった。
少数与党の政治状況で制度実現に向けた期待が高まったものの、国会会期後半で動きが失速したのは、「賛成」だったはずの政党の足並みがそろわなかったことが大きい。国民民主党は立憲民主党との共闘に終始消極的で、公明党は自民党に配慮して動きが取れなかった。
熱心に制度導入に向けたロビー活動を続けてきた団体の関係者は、無念さをにじませた。「一番裏切られたのは国民民主党、次に公明党だと思っています」
◆真っ先に取りに行った法務委員長ポスト
立憲民主党は4月30日、選択的夫婦別姓制度を導入するための民法改正案を衆院に提出。提出に同行した辻元清美代表代行(参院議員)は感慨を込めて記者団に語っていた。
「今日、法案を提出いたしました。1996年に法制審議会(法相の諮問機関)の答申が出て以降、97年から衆議院では9回、そして1回は公明党単独提出ということもありました。合わせて10回。そして、参議院では16回、この選択的夫婦別姓法案が提出されてまいりました。しかし廃案、審議未了ということで今日に至っております。言ってみれば30年に及ぶこの長い期間、実現しなかった日本の残された改革の1つだというように思います」
今国会で制度実現への機運を高めたのは立憲民主党だった。
2024年10月の衆院選で与党が過半数割れしたのを受け、真っ先に衆院法務委員長ポストの獲得に動いた。別姓法案が提出された場合、審査が付託される委員会だ。委員長には西村智奈美氏が就任した。
野田佳彦代表は昨年11月の東京都内での講演で「野党と公明党は賛成で、自民党の一部だけがずっと邪魔をしてきた。そろそろ決着をつける」と自民党を牽制。1996年の法制審案がいまだに国会提出されていないことに対し、「政府が重い腰を上げないから、議員立法で提出してきた。俎上に載せてもらえなかったが、今度は進めなければいけない」とも語った。
◆国民民主が乗りやすくする「配慮」も実らず
引用元: ・【政治】国民民主に翻弄された「選択的夫婦別姓」審議 「保守層から立憲民主に近いと思われたくないのだろう」 [ぐれ★]
この件に限らず
日本人にとって各自が自由に選べる制度がいい
それで困る人は誰もいない
人が悪いのかねぇ
○改悪
つうか複数回落とされた審議なんて10年くらい提出禁止にしろよ

