【芸能】pecoダイエットに興味ナシ！　太っていると言われても「いいもんいっぱいつまっているから」の超ポジティブ思考の理由

pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て＆お仕事日記」。今回のテーマは「ダイエット」。pecoさんは、体重が増えたり減ったりはさほど気にしないのだそう。一方で、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」（令和5年）によると、20～30代の女性の5人に1人が、BMIが18.5未満の「やせ」状態。しかしpecoさんには、やせ願望はなく、体型に限らず、他人と自分を比べてしまうことで悩まなくていいという。

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1年前にインスタグラムで私がプロデュースする洋服の話の最後に「P.S.わたしは158cm 48kgで、パンツはSサイズをはいています」って投稿したら、「体重48キロ公表」と話題になってしまいました。

私にとって体重とかはどうでもよくて、太っているとかやせているとかも関係なくて、自分の体型は、心が健康で自分がこれでいいと思えていればそれでいい。いまの自分が好きなら、その体型でいい。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、20代から30代の女性は20.2％で、5人に1人が低体重なんだそう。

太ったからやせたいと思うのは別に特別なことではないし、それはそれでいいんだけど、やせたいという願望に関して、例えば、いまの自分が嫌で、やせたい、やせたいと思いすぎてやせたんだったら、それはわたしは、自分へのハグが足りないかなぁって。たとえ、どんなに太っていようが、「今の自分はとりあえず100点です」と自分で思うことは大事だなと思います。いまの自分に「×」をつけてはダメ。自分で自分を否定しない。まずは、心の健康が一番大事だから。

■マネージャーから「やせなさい」と

私は、一度だけダイエットをしたことがあります。読者モデルからテレビに出させていただけるようになった頃、当時のマネージャーさんから「やせなさい」って言われたから。

でも、そのときも「え？なんで？」って思ったんですよ。たしかに、「太った、太ったことはわかっているし」って（笑）。そこに気づいていないわけではなくて、「太っててなにがアカンの？かわいいやん！」って思っていた。

当時、テレビの仕事を始めた頃で、慣れない仕事を頑張っていたので、太ったのは「頑張った印です！」みたいに考えていた。太っただけでなく、ニキビとかもそうで、自分のからだに起きたことに「×」はつけないでほしい。なんなら、頑張ったらこうなったくらいの称える気持ちでいてほしいと思います。

でも、それだけマネージャーさんが言うんだったら、「いまの自分もめちゃめちゃかわいいし、このちょっとムチムチの脚でミニスカートはいているのもめっちゃカワイイんだけど、でも、さらに可愛くなっちゃうんだったらやっちゃおうかな」くらいな気持ちでダイエットをやったんですね。そうしたら、うまくやせられたんですね。最初に自分を認める気持ちってすごく大事だなと思うんですよ。

ダイエットすること自体が悪いわけではなく、大事なのは、まず、自分を認めたうえでのダイエット。今の自分もめちゃくちゃかわいいけど、もっとかわいくなっちゃおうかなと言う気持ちでやるのと、こんな自分はダメだ、醜い、やせなきゃ思ってからやるのと全然違うと思うんです。（※中略）

■お母さんは「しゃーない」と考え込まない

そう思わなきゃじゃなくて、自然とそういう考え方をしていた。お母さんが神経質とは正反対のところにいて、物事を深く考えすぎない。「そんなのしゃーないやん、そんなもん！」って感じなんですが、お母さんの影響なのかな。

私はこういう考え方の人間で良かったと思うんですけど、「どうやったらpecoさんみたいな考え方になれますか」という質問もいただくんですよ。生まれたときから、これなので（笑）、逆に、いいアドバイスができないんですが。そういう言われて、質問の回答を引き出してみて、言えるのは「人と比べない」。そして、「いまの自分をけなさない」。あとは、ひとからの言葉を真に受けない。自分に都合のいい言葉だけを自分の中に入れる。SNSでこれだけ情報が入ってくるので、大事なことですよね。

太いって面と向かって言われても、「あ、はい！ で？なんですか？」って感じなんです。「お腹、出てるね」って言われても「いいもんいっぱいつまっているから」って返しをする。私は本当にそう思っているから。人のそういう言葉に本当に惑わされないでほしい。その言葉を自分の心に入れないのは大事だなと思います。