発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3586706【7月2日 AFP】米ペンシルベニア大学が、トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加を認めないことに同意し、競泳のリア・トーマス選手をめぐる騒動に端を発した連邦公民権訴訟で和解した。米政府が1日、明らかにした。
教育省は声明で、ペンシルベニア大学が、あらゆる教育プログラムにおける性差別を禁じる連邦法、タイトルナインを順守することを誓約する和解合意を締結したと述べた。
同省公民権局による調査で、ペンシルベニア大学が2021年度、トランスジェンダー女性のトーマス選手が女子競技に出場するのを認めたことで、タイトルナインに違反していたことが判明したのを受けたもの。
ドナルド・トランプ大統領は就任以来、トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加を禁止する取り組みを進めている。
2月には、トランスジェンダー選手の女子大会への参加を禁止することを目的とした大統領令に署名。性別の判断において出生時の性別を考慮しない機関への連邦資金の支給を停止できるようにした。
リンダ・マクマホン教育長官は1日の声明で、ペンシルベニア大学訴訟の和解は「全米の女性と少女にとって偉大な勝利」だと称賛。
「教育省は、ペンシルベニア大学が女性と少女に対する過去の害悪を是正したことを高く評価する。タイトルナインの適切な適用を回復し、法を最大限の範囲で執行するために、引き続き粘り強く闘っていく」と述べた。
和解の条件に基づき、ペンシルベニア大学は、トーマス選手の参加によって影響を受けた女子選手の個人記録とタイトルをすべて回復する。また、この訴訟の影響を受けた各水泳選手に対し「個別に謝罪の手紙」を送付する。
さらに、ペンシルベニア大学は、「男性の女子スポーツプログラム参加を認めない」こと、そして同大競技施設のうちロッカールームなどの女性専用施設を男性が使用させないことを明記した公式声明を発表する必要がある。
トーマス選手は、2022年に大学の女子競技に出場したことで、女子スポーツにおけるトランスジェンダー選手をめぐる激しい論争の的となった。
同選手は以前、ホルモン補充療法を受けながらペンシルベニア大学の男子チームで水泳をしていた。
トーマス選手の女子競技への参加は広く非難を浴び、批評家や一部の水泳選手は、不公平な生理的アドバンテージがあるため、出場を認めるべきではなかったと批判した。一方、トーマス選手の支持者たちは、女性として参加を認められるべきだと主張した。
トーマス選手と同じ大会に参加したライリー・ゲインズ氏は、教育省の発表を歓迎した。
ゲインズ氏は長年、トーマス選手の女子競技への参加を批判しており、2022年の全米大学選手権では200ヤード自由形でトーマス選手と並んで5位タイに入賞した
ゲインズ氏は声明で、「きょうの出来事が、教育機関が女性の公民権を踏みにじることを今後許さないことを示し、自身が当然得るべき尊厳、安全、そして公平さを獲得するまで、国の最高指導者が容赦なく行動するだろうという希望を、すべての女性アスリートが新たにすることを願っている」と述べた。(c)AFP
引用元: ・【米国】トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加禁止に ペンシルベニア大 [鉄チーズ烏★]
トランプキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
禁止にしなくても良いじゃん、トランスジェンダーの選手だけやれば良いのよ
男子の大会、女子の大会、トラスジェンダー元男子の大会、トラスジェンダー元女子の大会、みたいな感じで
やはり差別だっていうのかな

