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それは、日本時間8日未明に放たれました。
トランプ大統領
「8月1日から、アメリカに輸出される日本製品に対して25%の関税を課す」
新たな関税率を告げる“トランプ砲”です。
書き出しは、「石破茂 親愛なる総理大臣殿」。
これまでは――
トランプ大統領(先月30日)
「『親愛なる日本様。日本は車に25%の関税を課されます』こういう手紙を書くことができる」
アメリカ・FOXニュースの番組で“日本様”と表現。
その後も――
トランプ大統領(日本時間今月2日)
「日本が大好きで新しい首相も本当に好きだ。新首相は素晴らしくとても強い人だ」
日テレNEWS NNN
“新しい首相”と石破首相の名前を口にしなかったトランプ大統領。そのためSNSでは「石破首相、名前覚えてもらえてない?」といった心配の声も。
ようやく名前を覚えたのでしょうか。ただ、親しみのある書き出しの一方、書簡の中身は厳しい内容。
日本は、来月1日からこれまで示された24%を上回る「25%」の関税を課されることに。つまり、日本からアメリカへの輸出品については一律10%の関税に15%が上乗せされる形です。
ホワイトハウスによりますと、自動車や鉄鋼・アルミへの分野別関税には上乗せされないということです。
日テレNEWS NNN
日本政府は8日朝、緊急の対策本部を開催し、午後3時ごろには赤沢経済再生相が会見。
赤沢経済再生相
「さっそく本日12時45分から約40分間、ラトニック商務長官と電話協議を行い、議論については一定の進展を見たところ」
8日、アメリカ側と電話協議したことを明かしました。
4月にはトランプ大統領と“直接対決”。これまで7回、関税率を下げるべく、アメリカとの交渉の場に立ちましたが、突きつけられたのは現状よりも「1%」高い関税。
赤沢経済再生相
「税率の引き上げを発表されたことは、1%とはいえ我が国としては誠に遺憾であると。両国の国益を懸けたギリギリの交渉で、一筋縄でいくわけがない。約3週間、その期限を交渉人としてフルに使って全精力を傾けていきたい」(以下ソースで
日テレNEWS NNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a7b0db1bc69bd57119695c03beef54e201da984?page=1
引用元: ・【日米】25%関税に赤沢担当相「誠に遺憾」 [シャチ★]

