クルド人にからむ流言流布に対策を　市民団体が川口市などに質問書

浅野真　2025年7月9日 11時00分

埼玉県川口市でクルド人に関する流言や誹謗（ひぼう）が流布し、市の価値がおとしめられているとして、川口市民オンブズマンなど七つの市民団体が8日、市と市議会議長に公開質問書を提出した。

　奥ノ木信夫市長への質問では、①SNS上のデマの流布に対して、市当局は法的措置をとらないのか②県外から寄せられるクルドに関する抗議の内容の公表③県外団体によるいわゆるヘイトスピーチの実態と対応、などを回答するよう求めている。

　また、市議会議長にあてた陳情書では、①外国人に関する諸問題の調査、対応のため、党派を超えた新組織を議会内につくる②SNS上のデマなどの流布に対して、条例制定を含めた措置をするよう、要望している。

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