トラックに積んだスピーカーからアップテンポなダンスミュージックが流れてくる。
「今すぐ減税」「とっとと減税」――。山本太郎代表がマイクで呼び掛けると、約80人の参加者が拳を上げる。政治活動というより「音楽フェス」のようだ。
参加者の中に、小学5年生の一人娘を連れた田代叶(かなえ)さん(52)の姿があった。
新潟県出身で地元の大学に通い、学生時代はレースクイーンのアルバイトで1回3万円のギャラをもらったこともある。大学を卒業した1990年代半ばは「就職氷河期」のまっただ中だった。
バブル経済がはじけた後、新卒採用が落ち込んだ93~2004年ごろに就職活動をした世代は就職氷河期世代と呼ばれ、全国に1700万~2000万人いるといわれる。現在の40、50代で、総人口の6分の1を占める。
田代さんも就職先が見つからず、首都圏に居を移した。芸能界に職を求め、東京都内の小さなモデル事務所に入った。
しかし、業界関係者からたびたび夜の会合での接待を迫られ、心身が疲れ果てて事務所を辞めた。その後も、木材補修の職人やバスツアーの添乗員など職を転々とした。
42歳で娘を出産した頃には収入が途絶え、生活保護を受けたこともある。「自分はヒエラルキーの底辺にいるんだなと思い知らされた」と振り返る
田代さんは今、障害者施設の非正規職員として働きながら所沢市内で暮らす。
ミュージシャンの夫とあわせ、世帯年収は「300万円に届かないくらい」だ。決して楽ではない生活に、この数年続く値上げラッシュがのしかかる。
帝国データバンクによると、7月の飲食料品の値上げは2105品目となり、前年同月の5倍。調味料や菓子など広範囲にわたる。
田代さんは最近、壊れたパソコンを買い替えた。そんな時、消費税の高さを実感する。「大きな買い物をすればするほど、余計にお金がかかってくる。消費税がなければ少しは楽になるのに」
田代さんが消費税や、国の財政について考えるきっかけになった本がある。
今年1月に亡くなるまで、所沢市で暮らした経済アナリスト・森永卓郎さんの著書「ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト」だ。
森永さんは同著で「生活が厳しくなる一方の日本国民に、財政の真実を知ってもらい、財政均衡主義からの脱却が、国民生活を改善するために絶対に必要だということを理解してほしい」と訴えている。
毎日新聞 2025/07/12
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae0047e1dee929cfafce5fc8068a9a811d8bd1c3
引用元: ・【毎日新聞】「消費税がなければ楽なのに」社会の“底辺”を経験した女性が抱いた疑問 減税の財源に識者警鐘 [おっさん友の会★]
減税は税金取る分を減らすだけで
(所得税でも消費税でも他の税金でも)
減税=税金(減税分)取らないだけだろ
上げないために連れてきてる
日本の国富すべて奪われ完全に潰すまでやられるよ
ついに他党のウソ公約を言い出した党首がやらかしたので参政党終了参政神谷氏がX転載、誤情報拡散 「れいわは移民政策に賛成」
れいわ新選組が移民政策に賛成しているかのような誤った情報がX(旧ツイッター)上で拡散している。れいわは参院選公約で移民政策に反対を明記している。拡散は参政党の神谷宗幣代表が第三者の誤った投稿をリポスト(転載)したのが原因だった。
公職選挙法第二百三十五条第二項は、「当選を得させない目的をもつて公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者に関し虚偽の事項を公にし、又は事実をゆがめて公にした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する」と規定している。
消費税が糞邪魔で無かったら良いのになあと思うわ
消費税なんかなけりゃバブルの頃とまては言わないけど
もっともっと物が売れて好景気になって税収上がるわ

