https://news.yahoo.co.jp/articles/43eb77cc0cb34a741cf271184b3f04e04c0482ba?page=1
(ブルームバーグ): 米農務省と厚生省は14日の共同イベントで、米国のアイスクリーム製造企業が取り組む合成着色料の自主的な排除の進展について発表する。食品添加物排除の取り組みを進めるケネディ厚生長官にとって、新たな節目となりそうだ。国際乳製品食品協会によると、米国で販売されるアイスクリームの9割以上を製造する40社は、2027年末までに赤色3号、赤色40号、緑色3号、青色1号、青色2号、黄色5号、黄色6号の7種類の着色料を自主的に排除することを約束している。米国のアイスクリーム製造企業は、2028年までに製品から複数の人工着色料を排除する計画を進めてきた。
ケネディ氏は、米国の食品から合成着色料を排除することを優先課題の一つとして掲げており、今年は食品メーカーと協力して特定の着色料の使用を段階的に廃止していく意向を示していた。一部の州では特定の着色料や成分に制限をかける新たな法律の制定が進んでおり、企業はその対応も迫られている。コナグラ・ブランズ、ネスレ、クラフト・ハインツ、ゼネラル・ミルズといった大手食品メーカーも、合成染料の使用を広範囲にわたり廃止する方針を掲げている。
乳製品企業も4月、学校向けに販売される牛乳、チーズ、ヨーグルト製品から一部の人工着色料を2026年7月までに排除することを約束している。
米厚生省報道官は14日、「業界主導の取り組みを歓迎する。これは科学と常識が長年示してきた方向性に、食品システムを一致させていくうえでの力強い一歩だ」と述べた。
着色料不使用の取り組みの対象となるのは、牛乳を使って製造され、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、オンライン小売店などで販売されるアイスクリーム製品で、植物性原料を使った製品や、小規模アイスクリーム店、レストランなどで自家製されるものは含まれない。国際乳製品食品協会によると、すでに一部の企業は一定数の人工着色料を排除しており、2028年より前に使用停止となる場合もある。(以下ソースで
引用元: ・【菓子】米アイスクリーム企業、多くが7種の合成着色料排除へ-2028年までに [シャチ★]
個人的に青がいちばんキツい
* アレルギー症状: 蕁麻疹、鼻炎、ぜんそくなどのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。特に子供に影響が出やすいと言われています。
* 発がん性: 一部の人工着色料(例:赤色2号、緑色3号など)については、動物実験で発がん性が指摘されています。ただし、ヒトへの影響についてはさらなる研究が必要です。
* 子供の行動への影響: 一部の人工着色料(例:赤色102号、黄色4号、黄色5号など)は、子供の多動性(ADHD)や集中力の低下との関連が示唆されており、EUでは注意喚起表示が義務付けられているものもあります。
* 肝機能低下・赤血球減少: 特定の人工着色料(例:赤色102号)の動物実験で、肝機能低下や赤血球の減少が見られたという報告もあります。
* 長期摂取や複合摂取の影響: 人工着色料は日々新しいものが開発されており、長期間の摂取や複数の種類を組み合わせて摂取した場合の危険性はまだ十分に解明されていません。
使用目的
人工着色料は、食品の見た目を鮮やかにするために使用されることがほとんどです。食中毒のリスクを減らす保存料などとは異なり、見た目のためという側面が強いため、摂取量を減らす意識を持つことが比較的容易な添加物と言えます。

