元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏が15日、MCを務めるTOKYO MX「堀潤Live Junction」(月~金曜後5・59)に生出演し、政府が在留外国人対応の新組織発足を発表したことに憤りを口にした。
政府はこの日、犯罪や迷惑行為への対応を強化するため、各省庁の政策を横断的に取りまとめる組織を発足すると発表した。
新たな事務局組織は、出入国在留管理庁、厚労省、財務省などが制度見直しや正確な情報発信などを一元的に担う。石破茂首相は会見で、インバウンド需要の取り込みは重要だとした上で、「一部の外国人による犯罪や迷惑行為に国民が不安や不公平性を感じる状況が生じている」と述べた。
このニュースに、堀氏は「まったく納得いかないですね」と語気を強めた。
「“一部の外国人は”なんていうあいまいな言い方で、どこからどこまで適法で、適法じゃないか、そんな概念まで決められないまま、こんなメッセージだけ世の中に発して、どんな混乱を引き起こそうとしているんですか?って思いません?」。コメンテーターに訴えるように話した。
さらに「排外じゃないかと批判されがちなトランプさんでさえ、限定して“違法な”とか“不法滞在の”とかクレジットを付けるくらいなんですよ」とし、トランプ米大統領と比較して疑問を呈した。
選挙戦まっただ中、参政党が声高に訴えたことでトレンドにもなっている在留外国人を巡る問題を持ち出したことにも、首をかしげた。
「僕は政府に求めるのは、今まであいまいにしてきた移民という制度に対してですよ。つぎはぎ、つぎはぎで特定技能の実習制度とか、それは産業界と一体になって本腰を入れて要件化して、考えるべきテーマなんじゃないか」と指摘。
「それをやらずして、今選挙で言われているような問題を、“これ危ないですね。取り組みます”っていうのは、僕は承服しかねる」と、納得のいかない様子だった。
引用元: ・【テレビ】堀潤氏 在留外国人対応の新組織発足で政府を猛批判 「どんな混乱を引き起こそうとしているんですか?」 [冬月記者★]
こっちの方が混乱じゃ

