参政党・神谷代表　差別主義者へ警鐘「外国人を差別したい人が参政党に期待しているなら違う」

参政党の神谷宗幣代表（47）が20日、TOKYO　MXの参院選特番「選挙Junction」（後7・55）に中継で生出演し、差別主義的な言動をする人たちに対する自身の考えを述べた。

「日本人ファースト」を主要公約に訴えて選挙戦をスタートした。次第に各党が後乗りする流れを作るなど、3議席を獲得した6月の都議選の勢いそのままに、台風の目となった。テレビ各局は16議席前後の獲得を予測している。

一方で演説会場などでは、「差別主義ではないか」と訴える反対運動も起きていた。スタジオの元NHKアナウンサー堀潤氏からは「差別的な発言をする人、差別的な行動する人が出てくるかもしれない。そういう人たちにメッセージを」と、神谷氏に質問が飛んだ。

神谷氏は「もし外国人を差別したり、追い出したいと思っている人が参政党に期待しているというのなら、それはちょっと違うと思う。我々はそういう党ではありません」と、差別に対しては明確にノーを突きつけた。

その上で「ただ、ルールは厳格にして、皆さんが安心して暮らせる日本にしたいと思う」とし、「過度な行動や言論は控えてもらいたい」と訴えていた。