こう話すのは危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏。
「『少子化の原因=非婚化・晩婚化』という視点で、婚活推進や男性育休の拡充など、さまざまな施策が打ち出されてきました。
しかし、結婚さえすれば、結婚が早まれば人は子を産むのか、夫が育休を長く取れば産むのか、出産や育児補助が出ればいいのか…。現代人の価値観は国が考える以上に多様化しており、物事はそう単純ではないのかもしれません」
今回取材に応じてくれたのは、ある3児の母・Aさん。既婚の義姉(夫の姉)が子どもを持たないことを義母が納得せず、あの手この手で産ませようとしていたこと、そして嫁姑の対立について、内容を編集することを条件に話してくれた。
「5人きょうだいの長女として育ったAさんは、家庭の経済状況を考慮し、中学生の時に高校を最終学歴とすることを決意したそうです」
と平塚氏はAさんの生い立ちを説明。Aさんが自らの強い意思に基づいて人生を進んできたことが、後に「姑」との関係を致命的に悪化させずに済んだ理由ではないか、と平塚氏は指摘している。
Aさんは就職に有利な地元の商業高校を早い段階から第一志望とし、推薦入学を狙って勉強・部活・委員会活動に励んだ。平塚氏はその後のAさんの進路について…
「Aさんは常に学年上位の成績でしたが、大学進学は一切望まず商業高校に推薦で入学。高校でも上位成績を維持し、やがて狙いどおりの企業に就職を内定させたのです」と説明。もっと学びたければ社会人になってからでもできる、とAさんは割り切っていたそうだ。
その後、取引先の社員だった夫と結婚したAさんは、その母親が学歴重視の価値観を持っていることを知る。義母は「どれだけ高学歴の男をつかまえても、妻の出来が悪ければ、賢い子どもは産まれてこない」などの嫌味を言ってきたという。
「ところがAさんは義母に対し『これから認めていただけるよう努力します』と毎回同じ反応をし続けました。本音では『殴りたい』と思ったこともあったが、時間をかけて義母に自分が間違っていると思わせたかった、と語っています」
平塚氏はAさんが「いい意味で戦略家で、常に冷静だった」と評した。
一方、夫の姉は国立大学出身で大手企業の社員。既婚だが子を持つ意思がなかった。義母は娘が孫の顔を見せないことが不満で、「私が育ててあげるから」「教育費もウチがもつわよ」など、あの手この手で産ませようとしたという。
しかし、義姉は「これ以上ダンナの親と関わりを増やしたくない」「給料が全部子どもに消える」などと、親の提案をことごとく突っぱねた。
「これに苛立った義母は、その矛先を3児を産んだAさんに向け、『あなたみたいな、低学歴な人ほど子作り上手で、産むべき人に限って産まないのよね』などの言葉を浴びせたそうです」
義母は「多産家庭に育った子は金銭的に余裕がないため低学歴傾向にある。そういう人は仕事に精を出さず子作りに励みがちだ」という乱暴な理屈を向けてきた。
しかし、Aさんは義母を恨まぬよう、いつも自制心を利かせた。「差別主義者と同じ土俵に立ちたくない。私は親から十分な愛情を注がれ、進路も自らの意思で決めてきた。」それがAさんの矜持だったのである。ケンカ腰にならないAさんは義母からしたら「ヌカに釘」。嫁姑間の争いは激化しようがなかった。
8/11FORZA STYLE
https://forzastyle.com/articles/-/75466
引用元: ・「低学歴ほど子づくりが上手よね」義母の学歴差別が炸裂。多産家庭に育った「高卒嫁」のプライドとは [七波羅探題★]
高学歴は賢いから子供なんて作らないんだよなぁ
同世代の底辺にはまったく同情心とかないよ。
氷河期スレで、「氷河期のせいでー」とか言ってる連中は自分の努力不足を時代や
社会のせいにしてるだけというのが同世代の人間としてわかってるからさ。
あれからもう20年だぞ。この間、底辺たちは何やってたんだよって話。

