【産経新聞】 中共の攻撃的行動「欧州にも影響」独外相、訪日控え日本に共闘訴え　岩屋外相と戦略対話へ

ドイツのワーデフール外相は17日、訪日に先立ち声明を発表し、法の支配に基づく国際秩序の維持に向けた日本との共闘を訴えた。
「台湾海峡および東海・南海での攻撃的な行動は欧州にも影響を及ぼしている」と中国の海洋進出を批判した。外相就任後初めて訪日。18～20日の日程で、18日に岩屋毅外相と戦略対話に臨み、東・南海の安定化や台湾情勢、
ロシアのウクライナ侵攻への対応などを協議。19日に大阪・関西万博の会場も視察する。

ワーデフール氏はウクライナに侵攻するロシアを中国や北朝鮮が支援していると指摘し、ドイツと日本の安全保障が密接に結び付いている
と強調。その上で日本を含むインド太平洋地域は「世界の経済発展の安定を左右する地域だ。
ドイツや日本のような輸出大国にとって非常に重要だ」と訴えた。（共同）

2025/8/17 23:00
https://www.sankei.com/article/20250817-Q7JIUV67MROQVHSAHN7EELWWPE/