【熊本】見つかったのは女性の有力者？　古墳時代の石棺2基出土、人骨と副葬品も…熊本市の江津湖遺跡群

江津湖遺跡群から見つかった古墳時代中期の石棺2基＝20日、熊本市東区
　熊本市は20日、発掘調査中の江津湖遺跡群（東区）から、約1600年前の古墳時代中期の石棺2基が見つかり、人骨と副葬品も出土したと発表した。この地域の有力者の墓とみられ、保存状態が良好なことから当時の葬送の様子を復元できる貴重な事例という。

江津湖遺跡群は、下江津湖の東側に広がる縄文時代から近世にかけての遺跡。1972年から本格的な調査が始まり、これまでに約20基の周溝墓が見つかっている。今回新たに石棺が見つかった方形周溝墓一帯は、健軍配水場の配管工事に伴い、文化財課が6月上旬から調査していた。

同課によると、石棺は深さ1・8メートルから2基並んだ状態で見つかった。安山岩の板石を組み合わせた箱式石棺で、長さ1・7メートル、幅34～48センチ、高さ約35センチ。人骨は頭以外は不完全な状態で、それぞれ1体ずつ確認された。いずれも女性とみられる。棺には炭が敷かれ、蓋［ふた］石と内部に赤色顔料（ベンガラ）が、遺体の顔には水銀朱が塗られていた。

片方の石棺からは鉄製の短剣、ヤリガンナ、手斧［ちょうな］、刀子［とうす］2点の計5点の副葬品も見つかった。木を加工する道具が多く、埋葬者は工芸関係者だった可能性もあるという。（以下ソース）

8/21(木) 15:35配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d9796ff022ed778c7cfbfadd74ca75a2fe7d4b8

>手斧［ちょうな］やっぱ神社の手水はちょうずと読むべき
てみずって言うのやめろ