西武鉄道の象徴、最後の「黄色い電車」が池袋線から引退

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西武鉄道は10月2日、西武池袋線系統で、2000系の定期運用を終了すると発表しました。2000系は、1977年にデビューした車両。現在は1988年以降に製造された「新2000系」が運用中ですが、車両の老朽化や、同社が掲げるVVVF車両への統一方針により、置き換えが進められています。

池袋線の2000系は、9月に2071編成が同線系統から撤退。池袋線を走る「黄色の電車」が消滅しました。以降も、特別塗装編成「西武鉄道創立110周年記念トレイン」1本が運用されていましたが、こちらも10月15日をもって、池袋線、豊島線、狭山線、西武秩父線での運用を終了することが、今回発表されました。これにより、池袋線系統においては、野球開催日などの臨時列車を除き、すべての2000系が運行を終了することになるといいます。

なお、池袋線からは撤退する2000系ですが、新宿線系統では現在も運用が続けられています。池袋線最後の2000系だった「西武鉄道創立110周年記念トレイン」も、今後は新宿線・拝島線で運行を継続するとのことです。