小泉氏は3日、首相官邸で石破首相に面会後、記者団にこう述べた。議員会館事務所も広く回っており、議員票対策に手を尽くしたとの思いをにじませた。
これに先立ち、小泉氏は衆院議員会館で麻生太郎最高顧問と約30分間面会し、支持を要請した。43人の麻生派を束ねる麻生氏は支持する候補を明言していない。同派の河野太郎・元デジタル相や鈴木法相、浅尾環境相らは小泉氏陣営に加わっているが、派内には麻生氏に従うとする議員も一定数いる。決選では派閥でまとまった行動を望む声もある。
決選投票では、第1回投票で国会議員票と同数の295票ある党員・党友票が47票に減り、国会議員票の動向が勝敗を左右する。
読売新聞社の調査では、議員票は小泉氏が70票超を固め、首位に立つ。小泉氏周辺は「一票でも多く集めるため、麻生氏にも支持を求めるのは当然だ」と語る。麻生氏は、茂木敏充・前幹事長(69)とも気脈を通じている。小泉氏が麻生氏と良好な関係を保っていれば、茂木氏が決選に進めない場合に茂木氏陣営を取り込みやすくなるとの思惑もある。
小泉氏は3日、岸田文雄・前首相と菅副総裁とも面会し、激励を受けた。旧岸田派議員は主に小泉氏と林氏の陣営に入っている。林氏が決選に残れなければ旧岸田派の大半は小泉氏に乗るとの見方があり、小泉氏の陣営幹部は「地滑り的な勝利を目指す」と力を込める。
麻生氏に期待するのは高市氏も同様だ。昨年9月の総裁選で麻生氏の支援を受けた高市氏は9月30日、麻生氏から「最後まで走り切れ」と激励された。
高市氏は、読売新聞社の調査では議員票が40票ほどにとどまる。陣営内には「決選勝負になると厳しい」との危機感が広がる。1回目投票の党員票で圧倒し、議員の投票行動に影響を与える展開に期待をかける。陣営ベテランは「党員の意向を議員がひっくり返せば、党員が離れる」とけん制する。だが、議員も多数の有権者の負託を受けており、他陣営から「乱暴な理屈だ」との反発も招いている。
林氏陣営は議員票の最後の積み上げで2位以内に滑り込みたい考えだ。調査での国会議員票は50票超と高市氏を上回っている。林氏陣営の閣僚経験者は「決選になれば安定感を求める層の受け皿になれる」と意気込む。
読売新聞 2025/10/04 06:44
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20251003-OYT1T50189/
引用元: ・【自民総裁選】きょう投開票、上位争う3陣営の決選にらんだ戦略に注目…旧派閥や「3位以下」取り込み焦点 [蚤の市★]
高市で決まりそうだな
岸田「ダメです」
こいつはクルクルパーじゃないか

