IT業界の「暗黙のルール」だった長音(ー)の省略。今、これが「古い」「レガシー」な「おじさん表記」としてマジで認定されつつあります。
「え、私も伸ばさない派だけど、これってNGなの?」と焦った人もいるはず。でも大丈夫!
この記事で、なぜ「伸ばさない表記」が時代遅れになったのか? 公式ルールから簡単な自己診断、そして最速でイマドキに変わる方法まで、サクッと解説します!
■結論:長音付きが正解! 推しは「ー」で伸ばし切りましょう
まずは結論から。公的なルールもテック企業のスタイルガイドも、すべて「長音付き」で統一されています。これが現代の「当たり前」です。
具体的には、「サーバー」「ユーザー」「コンピューター」がイマドキの正解。逆に、長音を省略した表記は現在では「おじさん表記」と見なされます。
文化庁、JIS、Microsoft、そしてNHK。もうみんな「長音付き」を推しています。もはや伸ばさない表記はレトロなITミームなんです。
■なぜ「長音なし」=おじさん表記になったの? 大逆転の歴史あり
かつて伸ばさない表記の方がプロっぽくてイケてた時代から、なぜ「長音付き」が原則になったのか。その流れを知っておきましょう。
■1990年代:「長音省略」はプロのこだわり
この時代の長音なし表記は、理由があって使われていました。
ひとつは見た目重視で、横書きで文字数を減らすと、スッキリして硬派でカッコいいという文化があったからです。もうひとつは技術的な慣習で、「3文字以上のカタカナ語の末尾は省略」という、古いルールがITにも流れ込んでいました。
■2010年代:「標準化」でムーブメントが終了!
この「省略文化」に待ったをかけたのが、日本語の標準化です。
まず2013年には文化庁が原則を再確認しました。「-er」「-or」など、英語の語尾に当たるものは、原則として長音(ー)を付けることが改めて徹底されました。
さらに決定打となったのが、2019年のJIS改正です。技術文書の標準であるJIS(日本産業規格)が、旧規格の「3音以上は長音省略」というルールを削除。これにより、技術分野でも「長音を付けるべき」という流れが完全に固まりました。
これを受けて、Microsoftなどの大手テック企業がUIや公式ドキュメントを「ユーザー」「サーバー」に統一したことで、「長音付き」が一般の常識となりました。
■2025年現在:「伸ばさない表記」は“おじ”即バレ
ニュース、政府文書、スマホアプリのUI。現代のあらゆる場面で「サーバー」「ユーザー」が使われています。
社内Slackやメールで伸ばさない表記を使っている人は、「古い慣習に固執してる…」、つまり「おじさん」と見られてしまうというわけです。
■あなたは大丈夫? おじさん表記度チェックリスト
思わず書いてしまうと、「この人、時代止まってる?」と思われてしまう危険な表記をチェック!
もしあなたが「ユーザ」や「サーバ」と書いていたら、旧慣用派です。さらに「コンピュータ」と書いていたら、それは生粋のレガシー技術者。また、「パラメータ」や「エディタ」という表記も、今すぐアップデートが必要です。
「コンピューター」と「コンピュータ」、「サーバー」と「サーバ」、「ユーザー」と「ユーザ」は、代表的な長音の有無で判断できる組です。他にも、「ドライバー」と「ドライバ」、「エディター」と「エディタ」、「プリンター」と「プリンタ」のように、ほとんどの技術用語が長音付きに統一されています。
■今日から脱おじさん! 3秒でできる表記アップデート
たった一文字、「ー」を入れるだけで、あなたの文章はフレッシュな現代標準にアップデートされます。
まず、意識して「ー」を入れるクセをつけましょう。そして、「さーば」と打ったら「サーバー」がすぐに出るように、IME辞書に登録してしまうのも手軽な方法です。最後に、仕事のメールやプレゼン資料を提出する前に、「ー」の抜けがないか最終チェックする習慣をつけましょう。
「サーバー」に変えるだけで、あなたの文書は「今どき」の標準にアップデートされます! ぜひ試してみてね!
LASISA編集部 10/29
https://lasisa.net/post/120692
引用元: ・「伸ばさないカタカナ」使ってたらちょっとヤバい…IT用語で分かる『おじさん認定』の基準がSNSで話題 [七波羅探題★]
かんぴゅーだ
日本語なら尚更
好きに使えばいい
言葉は揺れ動くもの
今日はわざわざ手順書内の「ユーザー」を「ユーザ」に置換したぞ
まぁ他に合わせといた感じ
アップデートーするわ!

