https://news.yahoo.co.jp/articles/1bfe8bf0bd43080c93bd16da423e76839a430b47■ 「中国と話が通じなくなってきている」
そもそも、高市氏は台湾との関係が深い。台湾の高雄市には「安倍記念公園」があり、今年あった安倍晋三記念公園起工セレモニーには高市氏も出席した。自身の5月1日のXでこう記していた。
「台湾滞在3日目は、朝から新幹線で高雄に移動。安倍晋三元総理の銅像に献花した後、安倍晋三記念公園起工セレモニー、日本の哨戒艦沈没犠牲者を祀る保安堂に参拝。高雄でも、安倍元総理を慕う多くの方々に出会いました」
公園には安倍氏が送った「台湾加油(台湾がんばれ)」のメッセージが刻まれた石碑もある。
「石碑には『台湾有事は日本有事』という安倍さんの言葉も飾られています。高市さんにとって、国会で『台湾有事は存立危機事態』と答弁したのは、安倍さんの言葉が自然に頭にあったからではないでしょうか」(前出の中国人女性実業家)
高市氏は安倍晋三元首相の後継者を自認している。富坂教授はこう言う。
「『台湾有事は日本有事』という言葉は、中国側からすれば、揉め事につけ込み、中国と台湾を分離させる意図だと受け取られます。中国と台湾の現状は、日本がかつて台湾を支配した歴史と無関係ではない。“日本が再びコミットしようとしている”と捉えられる話になる。だから中国の官制メディアが『琉球は日本ではない』などと言い出すわけです。これは『お前(日本)がやっていることはこういうことだ』というメッセージですね」
日中関係は今後、どうなるのだろうか。
日本で旅行会社を経営する中国人男性は、「中国国内では共産党の言うことを聞かなくなってきています。国内の不満を日本に向けてそらそうという狙いです。高市首相が撤回や謝罪をしたら、日本国民は怒るでしょう。だから、日本としては中国から圧力がかかっても相手にしなければ、いずれ引き下がります」と話すが、出口が見えない状況は続いている。富坂教授は言う。
「この問題は当面、終わらないでしょう。日本国内で、第二次世界大戦での侵略や加害の話は『済んだこと』という認識の人が増えたこともあり、中国と話が通じなくなってきている。中国にとって台湾を取り戻すことは最優先課題。かたくなになっているので、収束まで1年以上かかるかもしれません」
引用元: ・1年以上は中国人観光客が日本に来ないかも [662593167]
輸出もアメリカに関税食らってるし

