2025年12月14日 12時0分
コロナ禍で「声出し禁止」と制限されていた時期は過ぎ、今では気兼ねなくアーティストのコンサートを全力で楽しめるようになった。しかし、あまりにハメを外しすぎると、周囲に迷惑をかける“困った観客”になってしまうこともある。
大好きなアーティストのライブに当選! しかし、近くに大熱唱する観客がいたら、どうすればいいのだろうか? X(旧Twitter)でのある投稿が話題を呼んでいる。12月上旬、日本を代表する人気ロックユニット・B’zの東京ドーム公演に、あるファンが当選するも、後ろの席の観客の歌声が大きく、気になってライブに集中できなかったというものだ。実際の投稿は、495万回表示され、4万超えのリアクションをされている。今回は投稿主に直接話を聞いた。
そのファンが当選したのは、ステージのほぼ真横に位置する一階スタンド席。まさに“最高”と言える場所だった。
「ところが、1曲目の歌い出しが始まってすぐ、後ろの男性の声が気になり始めました。せっかくの稲葉さんの声に混ざって、後方から低音が聴こえてくるんです」
せっかくのライブなのに、B’zの歌声に集中できない……。歓声ならまだしも、アーティスト以外の歌声を聴きに来たわけではない。
「母と一緒に行っていたのですが、母は当初、気にしていない様子でした。でも、途中から気になり出したようで、声を遮ろうと耳をステージ側に向けて手で覆うような仕草を何度もしていました。曲の合間に『大丈夫?』と聞くと、『気になるけど大丈夫』と答えてくれました」
それでも反応はなく……。申し訳ないと思いつつも、肩を軽く 叩いたところでようやく気づいてくれた。
改めて「歌っても構いませんが、もう少し声のボリュームを抑えてもらえませんか?」と伝えたところ、「ライブは楽しむものじゃないの?」と笑いながら反論されてしまった。
「隣の人に『迷惑ですか?』と尋ねていましたが、そう聞かれて『迷惑ですよ』と言える人がどれだけいるのでしょうか……。私も怯まずに『後ろの声は前に直接届くんです!』と訴えたのですが、まったく聞く耳を持ってくれませんでした……。聞き取れませんでしたが、むしろ納得できなかったのか何か文句を言っているようでした。
隣にいた母が『大丈夫だから』と私をなだめてくれたのですが、それが申し訳なくて、今でもモヤモヤが残っています」
その後、男性は近くにいた同伴者と思われる観客と席を交換。ときおり声は聴こえたものの、気にならない程度になった。
「でも、私の代わりにほかの人があの声を聴かされていると考えると、なんだか申し訳なく感じてしまいました。私はB’zの演奏、稲葉さんの歌声を楽しみに東京ドームに来たのに、少なくとも6曲が男性の歌声にかき消されてしまい、とても残念で悔しかったです」
やり場のない思い……。しかし、このような経験をしたのは彼女だけではない。
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引用元: ・B’z東京ドーム公演で後ろの客が大熱唱…「B’zの歌声に集中できない」注意すると笑いながら反論されモヤモヤ [muffin★]
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