【MLB】村上宗隆、当初は300億円契約の予想も、評価が下落で買い叩きが岡本和真を直撃…　米メディア「岡本は割安な価格で獲得できる」

ホワイトソックスは21日（日本時間22日）、ヤクルトから村上宗隆内野手（25）を獲得したと発表した。ポスティングシステムによる移籍で、総額3400万ドル（約53億7200万円）の2年契約。背番号は「5」に決まった。

当初は300億円をめぐる争奪戦も予想されたが、三振の多さや守備の課題などが報じられ、評価が下落。

思いのほか割安の決着となったが、2年後にフリーエージェントとなって大型契約を狙う選択をした模様だ。

米メディア「ファンサイデッド」は「先発投手の今井達也と内野手の岡本和真とも今後数週間以内に契約を結ぶ見込みだが、村上の短期契約は彼らの市場状況を反映している可能性もある」と指摘。

「今井には依然として多くの獲得希望者がいるはずであり、村上との契約による影響はそれほど大きくないだろう」とする一方で

「岡本は別だ。村上の契約はNPBの打撃の現状を如実に物語っている。すべての外国人選手が大谷翔平になれるわけではない。岡本は29歳なので、かつての大谷のような打撃面でのポテンシャルは期待できない」と村上の〝買い叩き〟が岡本の評価にも直接影響があることを伝えた。

岡本は契約は4年総額6400万ドル（約99億4000万円）規模になると予想されているが「村上の契約を見ると、特に岡本が自らの力に賭ける覚悟があるなら、岡本は割安な価格で獲得できるはずだ」と、こちらも予想を下回る金額での決着になると推測。有力球団にパイレーツの名前を挙げた。