https://times.abema.tv/articles/-/10227639
引用元: ・ボール禁止、自転車禁止、ついには年齢制限も…管理の名の下に自由を奪われた日本の公園 [582792952]
日本にある公園は、様々な問題に直面している。これまでも問題視されてきたものに、周辺住民との摩擦があり、また子どもたちが自由に遊べない規制も厳しいままの状態が続いている。かつて、子どもたちの笑い声が響く空間だった公園が、なぜ多くの問題を抱える場所になってしまったのか。「ABEMA Prime」では専門家や、公園の近隣に住む当事者とともに考えた。
現代の公園を象徴するのが、所狭しと並ぶ禁止事項の数々だ。東京科学大学の北村匡平准教授は、国内外の公園調査をもとに、日本の公園の現状に強い危機感を示している。
「2000年代以降からとにかく禁止事項の張り紙や看板がたくさん増えた。場所によっては服装も指定されていて、自転車やボールは禁止が多いので子どもたちにとって、楽しくない場所になっている」。
北村氏によれば、こうしたルールの厳密化には歴史的な背景がある。かつての「児童公園」は、1990年代の法改正を経て、幼児から高齢者まで全世代が利用する「街区公園」へと役割を変えた。その過程で、かつての箱型ブランコなどによる死傷事故や訴訟問題が相次ぎ、管理側はリスク回避に走ったという。
特に日本特有の現象として北村氏が指摘するのが、遊具に貼られた「年齢制限シール」だ。「2002年ぐらいから公園施設業団体が年齢別シールを作った。3~6歳、6~12歳というようにゾーニングしていく。これは(世界でも)すごく珍しくて、海外にあまりない」。
こうしたガチガチの管理体制に対し、EXIT・りんたろー。は「公園で犬の散歩をしている時、ちょっと芝生に入ったら管理のおじさんが飛んできて『ちょっとすいません。入らないでください』となった。そこにお金が投じられていて、24時間ではないかもしれないが管理がされている」と、過剰とも思える管理の現状を自身の経験から語った。
一方で、公園に隣接して暮らす住民にとっては、子どもの声は単なる微笑ましい日常では済まない深刻な問題となっている。番組には、公園の騒音に12年間悩み続けてきたたまごさんが出演し、その苦悩を告白した。
「ある程度はもちろん許容すべきだが、子どもの遊び場なので平日は保育園(の子どもたち)が、入れ替わり立ち替わりで来る。公園も空き地くらいのコンパクトなスペースだが、運動会シーズンになればマイクやスピーカーを持ち込んでダンスの練習をしているので『ここでやらないで』とも思う」。
また、VTRに登場した亀井さんも、子どもの声だけでなく大人のマナーについても指摘している。
「(子どもが)悲鳴のような大声、金切り声でキーキー叫んだり、遊具とかを石とか棒とかでカンカンひたすら叩いてずっとその音が続いているという事があった。公共の場だからこそ何をしてもいいんだ!ではなく、使わせてもらう立場なのだから周りの人にも迷惑が掛からないように気を使って欲しい。(行政も)管理ができないのであれば、そこは公園をなくすしかない」。
規制と苦情の板挟みになる中で、子どもたちの遊び場は確実に制限されている。北村氏は、自身の育児経験からくる実感を次のように述べる。
「子どもが3人いるが、連れていくとバラバラになる。小さいトランポリンと大きいトランポリンがあって、子どもによっては大きいものでも遊びたい場合もある(ができない)。あと自転車禁止も多いので、子どもが練習する場所がない。うちの近くの公園が禁止になった。近隣のお年寄りの人たちがめちゃくちゃ怒ってきて、子どもが泣いて帰ってきた」。
この行き詰まった現状を打破するモデルとして紹介されたのが、世田谷区にある「羽根木プレーパーク」だ。ここでは「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、あえて柵や手すりを設置しない遊具や、焚き火、工作などが許可されている 。
「柵があること=安全だ」という錯覚を排除し、子ども自身の危険察知能力を養う狙いがある。これについて、かつて卒論でプレーパークを研究したというNO YOUTH NO JAPAN代表理事・能條桃子氏は「そこで遊ぶ子どもたちは本当に生き生きしている。自分がやりたいことを中心に考える。大人の顔色などをうかがうことのない場は、大事だと思う」と、その意義を強調した。
衆議院議員・泉健太氏は「今、子どもたちの数に比べても圧倒的におじいちゃん、おばあちゃんの数が多い。そのおじいちゃん、おばあちゃんたちにとって危ないから、ボールやバットを使わないでとなると、本当に子どもの居場所がなくなる。世の中全体で、ここは子どもたちが自由に遊べるところと、もう1回再定義して作っていくべき」と、政治的な視点からも再定義の必要性を説いた。
最後に、北村氏は日本の公園の未来へ向けてこう締めくくった。
「ドイツやデンマークの公園はとても自然豊かで、泥遊びもたくさんしているが、日本の公園の子どもたちは、ゲームをしていて手先だけで遊んでいる。体全身で触れ合って、思いっきり遊ぶスペースがどんどんなくなっている。子どもたちの未来を考えて変えていかないといけない。体の成長なども含めて豊かな場所になっていかない。大人がルールを厳密化していったので、我々がどうにかしていい方向に変えていきたい」。
子供も遊ぶ場所で犬に糞尿させたりかわいいだろうといってこわがってる幼児に犬をけしかけたり犬の飼い主には悪印象しかない
公共の場に犬を連れてくるな

