ベンチから戦況を見つめる試合が続く中で、何を思うのだろう。プロ20年目、37歳の巨人・坂本勇人が、5試合連続でスタメンから外れ、復調のきっかけを模索している。
現役最多の通算2448安打を放っている坂本だが、全盛期のパフォーマンスと比べると衰えは否めない。2024年に通算2400安打に到達し、過去11人(日米通算含む)だけの2500安打の達成は確実と思われた。
だが昨年は打撃の状態が悪く、春先に2度のファーム降格を味わうなど6月中旬まで打率1割台と低空飛行が続いた。その後も好調な時期は長続きせず、結局昨季は62試合出場で32安打を積み上げただけ。
打率.208、3本塁打、22打点で、高卒2年目の08年に定位置を獲得して以降、自己ワーストの成績に終わった。
背水の陣で迎えた今年はバットが振れているように見えた。オープン戦は12試合に出場し、打率.290、1本塁打をマーク。
定位置を争うリチャードが「左第5中手骨骨折」で戦線離脱し、高卒2年目の若手成長株・石塚裕惺もオープン戦で結果を残せず開幕ベンチを外れた。坂本は阪神との開幕カードから7番・三塁でスタメン出場。
だが、結果が出ない。4月9日まで8試合に出場し、21打席で安打は単打1本のみ、打率.048。スタメンを外れ、代打の出番を待つ状況になっている。
巨人を長年取材してきたライターは、坂本についてこう指摘する。
「捉えた打球が野手の正面を突くなど不運な部分もある。昨年の春先に比べたらそこまで状態は悪くないと思います。ただ、直球に差し込まれる場面が目立つのが気になります。引っ張る打球が多い坂本ですが、外角の直球を力強く弾き返せず、力のない内野ゴロやポップフライが増えている。変化球への対応力は高いのですが、相手バッテリーも外角の速い球を主体に配球を組み立ててきています」
この指摘が顕著にみられた試合が、4月2日の中日戦だった。相手先発は同学年のベテラン左腕・大野雄大。相性の良さを買われて5番・三塁で先発起用されたが、2回に二飛、5回に遊飛、7回も三邪飛と、3打席とも内野フライに打ち取られた。
「抑えられた球種はいずれも直球でした。この試合で大野は完投勝利を飾っているので球のキレは良かったのですが、7回は3ボール1ストライクと打者有利なカウントで、力のない三邪飛に倒れている。直球に張っていたにもかかわらずはじき返せないのは、打者にとってショックですよ。あとは、阿部慎之助監督がどのような起用法を考えているかでしょう。ファームで打席を積み重ねることで坂本を復調させ、スタメンでの復活を目指すか、チームの将来を見据えて若い選手を起用し、坂本を代打の切り札に据えるか。悩ましい決断になると思います」(巨人OB)
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引用元: ・【野球】打率0割台 巨人・坂本勇人 「直球をはじき返せない」 深刻な打撃不振から復活できるか [冬月記者★]
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