[コペンハーゲン 10日 ロイター] – アイスランド政府は10日、商業捕鯨を恒久的に禁止する法案を来年2月に議会へ提出すると発表した。与党勢力は議会で過半数を占めており、法案が成立すれば商業捕鯨を継続する国は世界中でノルウェーと日本だけになる。
アイスランドの捕鯨を巡っては、長年にわたり動物愛護団体やハリウッド俳優らが反対運動を展開してきた。政府は声明で、法案には「商業捕鯨の恒久的な禁止」を盛り込むとしている。
動物保護団体「ヒューメイン・ワールド・フォー・アニマルズ」によると、今年の捕鯨シーズン(6月から9月末ごろ)に、9月9日時点でナガスクジラ80頭が捕獲された。今年認められた捕獲枠は150頭だ。
ヒューメイン・ワールド・フォー・アニマルズの広報担当者は「商業捕鯨禁止法案には政治的、国民的な支持が相当程度あり、倫理面や獣医学的観点、法的観点、保護の観点からも成立が期待される」と述べた。
アイスランドの捕鯨業が主な対象としているナガスクジラは、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種の1つである「危急種」に分類している。
COMMENTARY解説
捕鯨は産業論ではなく、種の保護論で禁止法案が浮上。
枠150頭中80頭捕獲、継続国は日本とノルウェーだけに。
来年2月の提出が、日本孤立の行方を占う節目になりそうだ。
アイスランドで禁止法案が浮上した背景には、対象のナガスクジラがIUCNの危急種に分類されている事情がありそうだ。今季は枠150頭に対し80頭の捕獲にとどまっており、産業としての先細りもうかがえる。法案が与党過半数のもとで成立すれば、商業捕鯨を続ける国は日本とノルウェーだけになり、両国の立場はより際立つことになりそうだ。来年2月の議会審議の行方が、この先の流れを左右しそうだ。
VOICESネットの声
欧米が油を取るためだけに大量に捕鯨した結果、絶滅寸前まで追い込まれた
日本は鯨を余すことなく利用していた
やったじゃん
捕鯨とビョークと夏でも気温が低い、温泉があるくらいしか知らん
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