朝鮮人犠牲者を追悼する民間団体が建てた小さな木製慰霊碑だった。周囲には何もない道路脇の草むらの中にあり、案内表示もないため、見つけるのは容易ではなかった。車で周辺を30分ほどぐるぐる回ったあげく、ようやく見つけた。
慰霊碑の横の案内板には73人の名前と年齢が記されていた。0~3歳の乳幼児も多数含まれている。彼らは約10キロ離れた栃木県日光市の足尾銅山で働いていた朝鮮人労働者とその家族だ。足尾銅山は、日本が国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産登録を推進している場所だ。
「足尾銅山の世界遺産登録をめざしています」--。この日午前、栃木県日光市の足尾銅山正門前では、ユネスコ世界遺産登録推進を知らせる横断幕が風に揺られていた。
坑道の中に入ると、江戸時代の鉱夫が槌(つち)と鏨(たがね)で岩壁を砕く様子から、近代式の掘削機を使った作業まで、鉱山の歴史が時代ごとに展開されていた。日本の近代産業化を支えた代表的な鉱山であることを示す展示だ。足尾銅山では江戸時代の1610年ごろから銅を採掘していた。1877年に実業家の古河市兵衛が買収した後、西洋式の採掘・製錬技術や電力設備などを導入し、生産量が急増した。1890年代には日本全体の銅生産量の約40%を占めた。1916年には足尾地域の人口が3万8000人を超え、当時の栃木県では宇都宮に次いで2番目に多かったという。
しかし、光があれば影もある。急速な開発の裏側では、周辺住民が被害を受けた。鉱山の廃水と製錬所の煙害が農地と住民の暮らしを襲った「足尾鉱毒事件」だ。日本の産業化の副作用を象徴する代表的な公害事件に挙げられる。
特に戦時中、朝鮮人と中国人の労働者も大勢動員されたという事実は、足尾銅山に色濃く落ちる影だ。1946年の日本厚生省の調査資料を基にした研究によると、1940年8月から1945年5月までに足尾銅山に動員された朝鮮人は2416人に上る。日光市の公式な足尾銅山の歴史にも「戦時下の労働力不足を補う目的で、朝鮮半島からの労働人口の調達がなされ、坑内外での作業に従事させられました」と記されている。
しかし、現在の足尾銅山の展示で約2400人の朝鮮人の歴史を確認するのは容易ではなかった。江戸時代の採掘方法から近代鉱山技術の発展過程まで詳しく説明している一方、朝鮮人労働者に関する内容は展示順路のほぼ最後にある沿革に一行登場するだけだった。労働力不足のため朝鮮人労働者を使ったという趣旨だった。彼らがどのような経緯で日本に来て、どのような形で鉱山に動員されたのかについての具体的な説明は見当たらなかった。
犠牲者を追悼する施設では、朝鮮人と中国人の間に大きな差があった。朝鮮人慰霊碑から2キロ余り離れた場所には、高さ13メートルの鉄筋コンクリート製慰霊塔と、その周辺に追悼公園が整備されていた。足尾に強制動員された中国人は約200人とされる。彼らを追悼する「中国人殉難烈士慰霊塔」は、日中国交正常化の翌年にあたる1973年に建てられた。栃木県レベルの実行委員会が建立を主導し、県民が当時2000万円を募金したという。
日本はこれに先立ち、軍艦島と佐渡金山を世界遺産に登録する過程でも、朝鮮人労働の強制性をどのように説明するかをめぐり韓国と対立した。世界遺産の「全体の歴史」を忠実に説明するという約束が適切に履行されているかをめぐる議論も続いている。足尾銅山もまた、産業化と公害克服の歴史を世界遺産としての価値に掲げている。
中央日報日本語版 2026.09.25 11:00
https://japanese.joins.com/JArticle/355518
https://japanese.joins.com/upload/images/2026/09/20260925105527-1.jpg
※関連スレ
【中央日報】軍艦島・佐渡金山に続き日光の足尾銅山でも…日本の世界遺産推進で強制動員問題が再燃 [9/14] [ばーど★]
https://lavender.5ch.io/test/read.cgi/news4plus/1789340661/
VOICESネットの声
5ch: ・【中央日報】日本が世界遺産登録目指す足尾銅山に行ってみると…強制動員の痕跡なく、粗末な木造碑だけ [9/25]
狭い領土にしては数がありすぎるし。
ブランド志向のようでみっともないオーラが出てる。
反省もしないから国連で高市が敵国条項無くせと言っても支持集まらない
前の所も韓国がゴチャゴチャ言ってるよな?それが狙いで世界遺産目指してる?世界に日本の悪行を知らしめたいからって
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