老舗ブライダル企業で働く男性フォトグラファーのAさんは、育児休業を申し出た後、接待ゴルフ中に会社の役員からこう言われたという。
Aさんは10月7日、社長らの一連の発言は育休取得を妨げる「パタニティハラスメント」(パタハラ、男性の育児参加を理由とする嫌がらせ)にあたるとして、勤務先の茂木商事(東京都新宿区)に220万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。同日には都内で会見も開いている。
会社側は発言の事実を認める一方で、「ハラスメントには当たらない」と主張している。
◼「1年も育休とるの?」社長らの12の発言
1903年創業の茂木商事は、ウエディングコスチューム事業を主力として「innocently(イノセントリー)」(新宿、横浜、大宮、新潟、仙台など17店舗)を展開している。社員数は約220名。Aさんは2018年に入社し、現在は事業開発室で撮影部門のリーダーを務めている。
訴状によると、Aさんは2023年4月に妻の妊娠を会社に報告し、約1年間の育休を計画した。同年5月中旬の打ち合わせでは、代表取締役社長と直属の上司から「え、1年も育休とるの?その間の業務は大丈夫なの?」「奥さんも休むんだよね?で、お前は何やるの?」などと言われたとされる。
同年6月~9月頃には、執行役員が冒頭の発言のほか「俺の時代は育休なんてなかったよ」「権利権利と使っていいのは60才を過ぎてから!」と述べた。
Aさんは重圧に耐えかね、同年8月頃に育休期間を6か月へ短縮すると申し出たという。
同年10月に第1子が誕生。Aさんは出生直後の約1か月と、2024年1月からの約9か月(配偶者の体調悪化で当初の6か月から延長)、育休を取得した。ところが休業中もチャットやメール、電話での業務対応を求められ、送受信は1000回以上、着信への応答は55回に及んだとしている。
育休中に同行させられた接待ゴルフでは、役員から「戻ってきたら席がなくなっているかもね」との発言もあった。
2024年10月の復職から10日後には、社長らとの面談でスマートフォンの電源を切るよう指示された。その場で社長は「お前、俺に礼もできないのか」「普通は賞与が出ないが、出してやっている」と述べ、「顔が怖い」とも口にしたという。
Aさんはその後、一連の発言により、中等度の抑うつ状態と診断された。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/b59b43b07c8534a48cf9eb41348e3086e0cb8623
[弁護士JPニュース]
2026/10/7(水) 18:00
COMMENTARY解説
育休届を「ビリビリに破いてやる」と役員。
会社は発言を認めつつハラスメントを否定。
Aさんはうつ状態と診断され、認否は裁判で問われる。
Aさんは2023年4月に妻の妊娠を報告し1年の育休を計画したが、社長らに難色を示され6か月に短縮、出産後は分割で計約10か月取得した。休業中も業務連絡が1000回超に及んだという。会社側は発言自体は認めつつハラスメントには当たらないと主張しており、認否の分かれ目は今後の裁判で審理される。
VOICESネットの声
5ch: ・「育休届?ビリビリに破いてやる」「俺の時代は育休なんてなかった」老舗ブライダル企業で役員らがハラスメント、男性社員が提訴
どっちもどっち案件だな
誰にも何も言われずに楽な気持ちで好きなだけ育児に専念出来るし、一年も行ってない職場に顔出すのも辛かろう
職場も抜けた穴を埋める新たな戦力を補充出来てどちらにとっても良い
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